『エンタの神様』終了で芸人Aが今後の人生に恐怖

　お笑い番組『エンタの神様』（日本テレビ系）がこの春終了したのに伴い、今後の人生に対して恐怖を抱く芸人が多数いるという。過去に同番組に出演した芸人Aに聞いた。

　Aによると、同番組の出演者には大きく分けて二種類あったとのこと。

【1】すでに人気も実力もあり、ネタもあまりいじられることなく割合好きにやらせてもらえる出演者。
【2】駆け出しの芸人や、キャリアはあるがイマイチパッとしない芸人が、TVに出たいが制作サイドの意向により「あるあるネタをリズムに乗せてお決まりのフレーズを挟むパターン」などをやるパターン。

　Aは語る。「問題は当然後者のケースですよ。前者の芸人達は、すでに他の番組にもたくさん出てる訳だし特に問題はない。しかし元々実力も劣り、エンタにしがみついてきた芸人たちにとっては、受け皿としての番組が終わってしまえば当然居場所はなくなるんです！」

　さらに最近のお笑い業界では、他の番組でプチブレイクした芸人や、すでに手垢のついた芸人を嫌う傾向があるので他のネタ番組に出るのも難しいという。

　そのため、尊敬を集めにくく、売れっ子芸人達から引っ張り上げられるのが難しいというのだ。そしてAは「この春からはTVに出られなくなり営業の仕事もなくなる芸人が出てきそうです……」とため息をついた。

■関連記事
・市原隼人『エンタの神様』でネタにされ爆笑・大喜び
・エンタの神様でカップルお笑いコンビがマジ喧嘩？
・エンタの神様　開始前に豪腕Pが目論んでいたこと