3月27日に放送されたTBSの生放送報道番組『情報7daysニュースキャスター』で、北野武(ビートたけし)さんがTBSの報道の姿勢に対し批判する発言をし、物議を醸(かも)している。

北野さんは『情報7daysニュースキャスター』のスポーツコーナーで、東京・有明コロシアムで開催されたWBC世界フライ級タイトルマッチに関して言及。ポンサクレック・ウォンジョンカム(タイ)と亀田興毅(日本)の戦いで、亀田選手が敗れたことに対し、次のように発言したのだ。

すごい! TBSのアナウンサーが亀田のパンチが入った事しか言わないから、普通に画面見てないと亀田圧勝かと思っちゃうよ」(北野武 談)

確かに、TBSのアナウンサーは亀田の攻撃がヒットした事ばかり伝えていた。そんな北野さんの発言に対してスタジオの安住紳一郎アナウンサーは「まあ一応、日本人選手のパンチをメインに見ていたという事もあると思いますけど……」と、顔が引きつりつつ苦笑い。

インターネットユーザーは北野さんの発言に対して大絶賛。「この歯に衣を着せぬ言いぶりはさすがたけしw」や「日本だからこそ公正公平にやってほしかったね」という声があがっている。出来事を正直に公平に伝えているのが、アナウンサーではなくコメディアンというこの実態。なんとかならないものか。