中の人の徒然草354
私は職業柄「どうすれば技術力がアップすのか」とよく聞かれますので、それについて書きます。
私の持論は、技術力をアップせさせるには、ラヴ&パッションを持つというのが持論ですが、やはりそれだけでは納得してくれない人もいます。
そこでそういった人には、私のラヴ&パッションが具現化して行った事を教える事にしています。
それは、「何でも自分で作ってみる」です。
CPUを知りたかったらプログラムで再現してみましょう。
TCP/IPを知りたかったらそれをプログラムで再現してみましょう。
プログラム言語の本質が知りたかったらコンパイラを作ってみよう。
デバッグ能力を高めたければデバッガを作ってみよう。
データベースについて知りたければRDBMSを作ってみよう。
コンピュータの動作原理を知りたければ、OSを作ってみましょう。
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作ってみれば多くの事が分かります。
こういえば、多くの人がそれは難しすぎるといいます。
しかし、その様な事はありません。
初めから完璧さを求めなければ、決して出来ない事ではありません。
逆に失敗を含める事により多くを学ぶ事が出来るのです。
失敗しない学習なんて、得られるものはたかが知れています。
実際私は仮想CPUを作った時、軽い気持ちでインテルCPUのマニュアルと、はじめて読む486―32ビットコンピュータをやさしく語る
我々は普段から日本語の文章をプログラムで具現化する事に慣れています。
ですから、対象となるものが日本語で説明できるのであれば、作れない理由なんてありません。
仕事で仕様書などに書かれている文章を読んで、それを実現する為にプログラミングするのと同じ感覚です。
コツはリラックスるする事です。
公私混同して仕事と遊びの境目がなく、失敗をやたら恐れる人もいますがそれは危険な思想です。
趣味では逆に失敗する方がいいのです。
予め失敗しておけば、その原理が分かるので仕事で失敗する確率が減ります。
最後に注意しておきますが、これはあくまでも私の鍛練法なので、自分のラヴ&パッションから導き出される事をしましょう♪
自分の事は自分が一番よく知っています。
心の声に耳を傾け、積極的に行動すると自然と技術力がアップします。