NHK沖縄県のニュース　沖縄放送局

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平和行進　結団式

沖縄が本土に復帰してまもなく３８年になる沖縄では、１４日から、基地のない平和な沖縄の実現を訴えるため、県内各地を歩く「平和行進」が始まるのを前に沖縄県外から参加する人たちが那覇市で集会を開き、行進を成功させる決意を述べました。
「平和行進」は基地のない平和な沖縄の実現のため、アメリカ軍基地の返還を求めて、沖縄が本土に復帰した５月１５日にあわせて県内各地を歩くもので、昭和５２年から毎年続けられています。
行進が始まるのを前に１３日は、沖縄県外から参加する全国各地の労働組合や市民団体のメンバーなど１０００人が那覇市の県立武道館に集まり、集会を開きました。集会では、参加者の代表があいさつし、鹿児島県から参加した牟田実さんは「普天間基地の移設候補地にあげられている徳之島も怒っています。米軍基地の撤去を求めて、行進を成功させましょう」と決意を述べました。
参加者は、１４日から２日間にわたって▼糸満市摩文仁の平和祈念公園や▼名護市辺野古などを出発して、普天間基地のある宜野湾市を目指すことにしていて１６日には、大勢の人たちが手をつないで普天間基地を包囲し、基地の撤去を訴える運動に参加することにしています。
愛知県から参加した２０代の女性は「沖縄の人たちの思いを知り、日本全体の問題として考えたいと思い参加しました」と話していました。

05月14日　09時56分

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