女性ドライバーに狙いを定めた“連続パンスト持ち逃げ犯”が１２日、広島県警大竹署に逮捕された。
パンストをだまし取った詐欺の疑いで逮捕されたのは山口県和木町、トラック運転手大久保勝行容疑者（４９）。
大竹署によると、大久保容疑者は軽乗用車を運転中の女性保育士（２２）に「ブレーキオイルが漏れている。パンストで応急処置してあげる」とうそを言い、車内で脱がせたパンストを受け取ると、修理したふりをして持ち逃げしていた。
直前に近くのコンビニで買い物した保育士をマイカーで尾行。交差点で信号待ち中に車を降りて近づき、窓ガラス越しに声を掛けていた。
保育士はナンバーを覚えており、大久保容疑者が浮上。自宅からパンスト１１枚が押収された。同じ手口による被害相談が昨年１０月から複数寄せられており、同署で詳しい動機や関連を調べている。
逮捕容疑は、４月１日午後９時２０分ごろ、広島県大竹市本町の県道で、保育士がはいていたパンスト（１５０円相当）を詐取した疑い。