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大相撲の第69代横綱・白鵬(25)=宮城野=が、滝川市の観光大使に就任することが11日、同市から発表された。「開村120周年記念事業」の目玉として、アプローチした同市の要請を横綱が快諾したもの。6月13日には横綱を同市に招き、観光大使就任委嘱式や市民との交流イベントが開催される。さらに「白鵬米」、「白鵬ちゃんこ」などの新たな特産品も続々、誕生の予定だ。
87年のNHK連続テレビ小説「チョッちゃん」の舞台としてブームを呼んで以来、全国的知名度が低下しつつあった滝川市にビッグな助っ人が、やってくる。「同市開村120記念事業」の目玉として決まったのが、白鵬の観光大使就任。滝川市は日本における羊肉文化発祥の地。同じ羊肉文化を持つモンゴルから留学生を迎え入れてきた縁などから今回、モンゴル出身の横綱に大使就任を要請。白鵬と親交の深い滝川市地域振興アドバイザー・出村明弘氏(51)の橋渡しのもと、就任にこぎ着けた。
この日、市役所で会見した田村弘市長(63)は「大変、光栄なこと。横綱の協力を得て、滝川市の良さを全道、全国に発信していきたい」と力を込めた。一人横綱として、夏場所で2場所連続14回目の優勝を狙う白鵬。場所後の6月12日に現地入り、13日の大使委嘱式、記念植樹、トークショー、市民交流イベントなどに参加の予定だ。
14日も市内視察の予定で「相撲界を背負って立つ横綱が1回(イベントに)動けば、一つの事業。これだけもりだくさんの内容は、まさに大事業」と出村氏。滝川市を現役横綱が訪れるのは、1982年巡業の際の北の湖ら以来、28年ぶりとなる。
米など農作物の産地としても知られる同市は白鵬の大使就任に合わせ「白鵬米」、「白鵬ちゃんこ」、「白鵬スイーツ」などの特産品開発にも着手。さらにモンゴルとの農業、経済交流も計画中で、6月には田村市長が団長を務める同市調査団が白鵬とともにモンゴル・ウランバートル市を訪問。地元知事、市長らと両市間の親善関係構築に向けての交渉をスタートさせる予定だ。
「白鵬のお父さんは実業家だし、滝川名産の味付きジンギスカンなどの売り込みなど、新たなビジネスチャンスも広がるはず」と出村氏。“白鵬効果”に大きな期待を寄せた。
◆道内の主な著名人大使(過去の経験者も含む) ▽函館観光大使 北島三郎(歌手)、佳山明生(歌手)▽江差町観光大使 金田たつえ(歌手)▽室蘭ふるさと大使 堀井学(道議会議員、元スケート選手)、安田顕(タレント)▽旭川市観光大使 川藤幸三(元プロ野球選手)▽帯広観光大使 大相撲・芝田山親方
(2010年5月12日10時19分 スポーツ報知)
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