白鵬、把瑠都が５連勝、魁皇は初黒星…夏場所５日目

豊ノ島をより切りで下し５連勝の把瑠都（右）

　◆大相撲夏場所５日目（１３日・両国国技館）　２場所連続優勝を狙う横綱・白鵬は小結・琴奨菊を上手投げで退け、新大関の把瑠都は豊ノ島を寄り切り、ともに初日から５連勝とした。

　他の大関陣は魁皇が栃ノ心に寄り切られて初黒星。琴欧洲は豊真将を寄り切って４勝目、日馬富士は関脇・稀勢の里を首投げで下して３勝目を挙げた。琴光喜は鶴竜を寄り切って２勝３敗とした。稀勢の里は連敗で３勝２敗。栃ノ心は２日目から大関戦４連勝で、４日連続で大関を破った関脇以下の力士は１９８７年春場所の益荒雄以来で史上２人目。

　全勝は白鵬、把瑠都に平幕の阿覧、霜鳳の４人。１敗で琴欧洲、栃ノ心ら９人が続いている。