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【格闘技】

グラナドス 長いリーチが自慢 17日にWBA王者内山に挑戦

2010年5月13日 紙面から

両手を広げて194センチのリーチをアピールするグラナドス=東京・五反田のワタナベジムで

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 WBA世界スーパーフェザー級タイトル戦(17日、さいたまコミュニティアリーナ)で王者・内山高志(30)=ワタナベ=に挑戦する同級12位アンヘル・グラナドス(35)=ベネズエラ=が12日、東京都内のジムで練習を公開した。両手を広げると194センチという長いリーチを見せつけて自信をのぞかせた。

 標高2000メートルの花畑で庭師として働くグラナドス。長距離走が好きで、職場まで走って鍛えているという。内山の印象を「彼はハードパンチャーだけど、私もだ。彼が打って来たら打ち返す」とハートの強さもアピールした。

 身長171センチの内山を13センチ上回る長身は脅威。長いリーチがさらに懐を深くさせ、攻略の難しさを感じさせる。渡辺均会長も内山初防衛のポイントに「長身とリーチ対策」とキッパリ。同会長は練習中の動きを注意深く見守り、縄跳び、シャドー、サンドバッグとみっちり汗を流したグラナドスをつかまえてリーチを計るなど、攻略の糸口捜しに必死だった。 (山崎照朝)

 

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