チファジャで宮中晩餐 その1
ご存知の方もいるかと思いますが、チファジャは、宮中料理の重要無形文化財(人間国宝)黄慧性先生のお店です。もっとも先生はご高齢なので、今は、娘さんの大長今の料理監修もされた韓福麗先生監修の元、宮中飲食研究院(同じく黄先生韓先生がされている料理学校)の卒業生の皆さんが厨房に立たれているそうです。
実は、nabiオンマ、当初はポジャギより韓国料理に興味があり、宮中飲食研究院に通う予定でした・・・・が、韓国語をもう少し勉強してから来るように・・・・といわれてしまったのです。。料理の歴史とかの授業もあるですね、ここ。で、第2候補だったポジャギの講座では、多少言葉が通じなくても見てればわかるから・・・と言っていただき、めでたくポジャギ人生をスタートしたわけです。
あれから、2年と半年。すっかり、料理好きは影を潜め、食べるの専門!になっていますが、ついに、あこがれのチファジャの宮中晩餐を食すに至りました。(プチ弟子3号さん、背中を押してくれてありがとう!)
まず、乾いたツマミ?です。本来は食前酒を楽しみながら、食べるんでしょうね。きっと。お酒を飲まないnabiオンマは、じっくりと観察しながら食べました。
一番下が、干し肉と松葉っぱに刺さった松の実(大長今にでてきた!)。時計回りに、銀杏、朝鮮人参(たぶん砂糖煮か砂糖漬け)に棗が載ったもの、海老(ちょっと甘辛)、生姜(ポロポロした食感。きつい味ではない)、かぼちゃの種(粉にして練ったのかな?)、真ん中が、干し柿に胡桃が入ったもの。です。個人的には、かぼちゃの種が一番美味しかったです。
九節板(クジョルパン)です。専用の器ではなく、大皿で出てきました。下から、シイタケ、もやし(緑豆)、キュウリ、卵の黄身、肉、竹の子、ニンジン、卵の白身。皮?は、黄色、緑、赤(唐辛子入り)、白の4種類(たぶん)。
nabiオンマが最も好きな韓国料理の一つ。とにかく手間がかかってます!
あわびのおかゆ。ごま油の香りがよかったけど、ちょーっと薄味でした。もう一つまみ塩を入れてくれてもよかったのにぃ。
あっさりとして、ほんのり酸味があり、美味しかったです。
小皿に入っているのが、ササミとキュウリと棗とかがはいった酢の物というかサラダ??ほんのり果物の香りがして、上品なすっぱさです。隣の黄色いのは、卵の黄身に白身魚を蒸したものを巻いたものだと思われます。下右が、大根のスライスでサーモンと野菜を巻いたもの。左がお肉。お肉の中にキュウリ?か何かが入ってます。
生の栗のスライスとかが入ってました。このソースの美味しいこと。。。実は、nabiオンマ、海老蟹アレルギーがあるんですが、無視して食べました。いや、おいしかった。。。
というわけで、以上、前菜でした。
nabiアッパと、プチ弟子3号さん(なんと調理師!)と3人で行ったんですが、事前に個室を!と予約しておいてよかった。ほんとに。料理が出てくるたびに、3人がそれぞれ一斉にカメラを構える・・・一度撮影中に給仕の人が入ってきて、笑ってました。。。。
というわけで、分量が多いので、続きはまた明日。プチ弟子3号さん、料理の説明の補足は頼んだぞぉ。
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コメント
やんごとなきあたりの方々は、このようなお料理を召し上がっておられたのですね。これでまだ前菜? いや~すごい。無粋な私メは全部一口でやっつけてしまいそうでうすが、大長今みてると、みなさんほんのちょっぴり、おちょぼ口で召し上がってるようで……続くお皿もお待ちしております。
投稿: ヤンジャ | 2005年9月 2日 (金) 21時54分
料理の説明補足なんて、ないですよー。nabiオンマの説明で皆さんに美味しさが伝わってますよ。私は、これを読みながら、うん、うん、そう、そうと、よだれをおさえながら、うなずくばかりでした。あー美味しかったですねー。次ぎはどこにいきましょうか?高級レストラン探訪。nabiオンマが言っていた綺麗なビルの展望レストランの洋食にします?他にも目をつけてる所がありますか?美味しいもの食べるために、頑張って働くぞー!!あれ?刺繍はどこにいった?(笑)
投稿: プチ弟子3号 | 2005年9月 2日 (金) 10時41分