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2010年5月13日 (木)

三宅雪子議員の転倒シーン

 自民党の小泉進次郎衆院議員の猛抗議もむなしく、12日に衆院内閣委員会で国家公務員法改正案が強行採決されました。与野党が紛糾する中、援軍として委員会室に狩り出された民主党の新人、三宅雪子衆院議員がもみ合う中で転倒。履いていたヒールが脱げ、30秒ぐらいうずくまって起き上がれませんでした。

 そして一夜明けた13日の本会議、三宅議員はなんと車椅子に乗って登場し、本会議では松葉杖をつきながら席に座りました。さらに驚いたことにその時、与党席からは拍手が巻き起こっていました。

 三宅議員は転倒した後、国会内の医務室で治療を受けたそうです。右ひざと顔面を打撲したとのこと。お帰りになるまで激しい痛みを訴えていたそうです。

 民主党は、この一件を「自民党の甘利明氏が押し倒したもの」と主張。甘利氏に対する懲罰を求めています。13日、甘利氏は取材に対し、強く否定していました。

 私はこの事故の時に現場におりまして、「ドテッ」と音を立てて倒れるまでの一部始終を見ておりました。私の目で見た限りは、サッカーの試合でいうところのシミュレーションのように見えましたね。審判の目を欺いて相手がファウルしたように装う反則行為。だって甘利さんと三宅さんの間には、他の男性議員が一人いましたよ。もみ合いのようになったけれど、触れているようには見えなかった。

 民主党は「けじめをつけろ」と甘利氏への懲罰を求めているわけですが、これはちょっといかがなものでしょうか。

 私は国会取材を始めて日が浅いですが、ちょっとこの一件には呆れてしまいましたね。

 進次郎氏は13日の本会議の後「これでけじめをつけろというのなら、民主党の中にはもっと他のことでけじめをつけていない方がどれだけいることか」と憤慨していましたが、まったくその通りでしょう。

 問題のシーンは動画サイトでも観られるようですから関心のある方はご覧になられてはいかがでしょう。ここではあえて添付しませんが。

 でも、包帯を巻かれた三宅さんの右足が本当に痛そうに見えたのも事実です。打撲ですんだのは不幸中の幸いですね。お大事になさってほしいと思います。

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コメント

リアル打撲は確かに痛い
でも車椅子や松葉杖使うほどじゃない。
まぁ足はパンパンに腫れてるみたいだけどな

いや、マジで声を大にして訴えてくださいよ、ジャーナリストなら・・

こんなおかしな集団が政治やってるなんておかしいですよ
わざわざ車椅子で登場して謝罪だ賠償だなんて異常です

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甲斐毅彦

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