ろうそくデモ2年:「原稿は市民団体が書いた」(下)

 ろうそくデモに参加した女子高生の一部は、2年前に「東方神起が狂牛病のせいで死ぬ」と訴えたことから、いまだに狂牛病に関するデマを信じている。これらは本紙取材チームに対しても、歪曲(わいきょく)された情報を流す一部メディアとその資料を公開しているホームページの内容をその根拠として示した。

 中学3年のときにろうそくデモに参加した、ソウルS高校のチョン・ウンジンさん(17)は、「生理用ナプキンや粉ミルクに狂牛病の成分が入っていると聞いた」と語った。続けて「使い捨てナプキンはできるだけ使わず、綿のナプキンを使うようにしている」と話した。

 加えて「2年前から牛肉を一切れも食べていない。学校給食に牛肉の入ったおかずが出たら口にしない」と語った。

 このような誤った情報に洗脳された生徒たちは多い。高校3年のユ・ソンギョンさん(18)は、「ろうそくデモを通じて、政治のことを誰よりも学んだ。青少年も無知蒙昧(もうまい)ではない、と大人たちに言いたい」と強調した。

 現在大学1年のキム・アヒョンさん(19)は、「牛肉自体に対する不信より、ずさんな検疫管理体制の方を心配した」と話す。加えて「政府は最初、“絶対安心”と言いながら、後になって根拠となる資料をあたふたと用意する始末だった」と不信感をあらわにした。

 しかし実際のところ、デモ参加者の相当数は市販されている牛肉入り食品を食べている。当時高校2年だったチョン・ソヒさんは、「米国産牛肉が再び輸入されている状況で、デモをしたところでそれを防ぐことはできない。米国産牛肉に対し強い反感を持っていた人々も、最近はそれについてあまり考えていないようだ」と語った。

キム・サンミン記者

朴国煕(パク・グクヒ)記者

シン・スヨン記者

【ニュース特集】米国産牛肉輸入問題

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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