(cache) 将棋の加藤九段に野良猫への餌やり中止命令

< 2010年5月13日 15:31 >

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　集合住宅に住む男性が集まってくる野良猫に餌をやり続けたために悪臭などが発生したとして、住民らがこの男性に餌やりの中止などを求めていた裁判で、東京地裁立川支部は１３日、住民らの訴えを認める判決を言い渡した。

　この裁判は、東京・三鷹市の集合住宅に住む将棋の加藤一二三九段が９３年ごろから野良猫に餌をやり始めたため、同じ住宅に住む住民らが排せつ物や鳴き声などに悩まされているとして、餌やりの中止や慰謝料など６４５万円の支払いを求めていたもの。

　判決で、東京地裁立川支部は「被告人らが受けた被害は十分に考慮することは必要だが、被害の程度は減少してきた」と指摘した上で、加藤九段に敷地内での猫への餌やり中止と２０４万円の支払いを命じた。

　加藤九段は判決後、「納得できない判決だ。今後の餌やりは敷地外でやる」とコメントし、控訴する方針。

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将棋の加藤九段に野良猫への餌やり中止命令