05/13 03:50 更新
去年12月、北九州市で無職の男性を監禁し殺意を持って車ではね飛ばし大けがをさせたとして、暴力団組員の男2人が殺人未遂などの疑いで逮捕されました。監禁と殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、指定暴力団工藤会系組員の森貞由容疑者(32)と松下賢容疑者(27)の2人です。警察によりますと、2人は去年12月、JR小倉駅で当時工藤会系組員だった大阪在住の33歳の男性を車に乗せて監禁し、殺意を持って殴ったり蹴ったりしました。そして、男性がすきを見て逃げ出すと、今度は車ではね飛ばして6メートル下のがけ下に転落させたということです。男性は顔の骨を折るなど全治1カ月の重傷です。警察は、2人が暴力団組織の脱退をめぐるトラブルで殺意をもって犯行に及んだとみて調べています。