【福岡】門司港から博多港へ 「遣唐使船」が出発

05/13 12:13 更新

上海万博を記念して復元された「遣唐使船」が、当時の航路をたどって上海へ向かっています。12日から北九州市の門司港に停泊していた船は13日朝、博多港に向けて出発しました。13日午前7時半、「遣唐使船」は見物客らが見送る中、北九州市の門司港を出発しました。この船は、今月開幕した上海万博を記念して、日本と中国の交流のさきがけである「遣唐使」の当時の文献を基に再現されました。全長が30メートルで、復元には7カ月、費用は1億2000万円かかりました。門司港を出発した「遣唐使船」は、13日午後6時ごろ、福岡市のベイサイドプレイス博多に立ち寄ることになっています。そして、長崎県の五島列島を経て来月12日には上海万博の「ジャパンデー」で披露される予定です。