最終更新: 2010/05/13 21:42

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

宮崎県内で感染が拡大する「口蹄(こうてい)疫」 えびの市で新たに感染疑いの牛を発見

宮崎県内で感染が拡大する家畜伝染病「口蹄(こうてい)疫」。11日、えびの市で新たに感染の疑いのある牛が発見された。
現場の壮絶さに、唇をかみしめた東国原知事。
東国原宮崎県知事は、「想像を絶するようなですね、せい惨さというか、動物が死んでいく姿を見ると...」と述べた。
11日午後、東国原知事は、最大の被害地・川南町を視察した。
川南町役場の職員は、「約半分を超える量(の牛、豚)が、川南町からいなくなる」と説明した。
その後、実際に豚の殺処分などを視察した東国原知事は、「終わりのない戦いという感じで、現場の疲弊とか、焦燥感、あるいは絶望感というものがですね、ひしひしと伝わってくる」と述べた。
これまでに感染や感染の疑いがあるのは、68施設。
処分の対象となる牛や豚は、7万6,800頭を超え、損失額は8日現在で、110億円にのぼるとの試算が出るなど、空前の規模となっている。
こうした中、宮崎県在住の女子プロゴルファー・横峯 さくら選手(24)が、賞金1,200万円の寄付を表明した。
東国原知事は、「温かいご支援、力強いご支援をいただいて、本当にありがたいと思います」と述べた。

(05/11 19:47 テレビ宮崎)


[ high / low ]

「社会」の最新記事

最新記事