口蹄疫が内陸の方まで広がった。
政府は口蹄疫警報を事実上最高段階まで引き上げて非常対応に出た。史上最大の被害が懸念される状況だ。
農林水産食品部は22日、忠北忠州市薪尼面龍院2里のブタ農場で母ブタ1匹と子ブタ9匹が口蹄疫に感染したことを確認したと明らかにした。また前日、疑いがあると届け出のあった畜産農家2カ所のうち、仏恩面徳城里の農家の韓牛も口蹄疫だと最終判定された。これにより、口蹄疫発生農家は江華島6カ所、京畿金浦1カ所、忠州1カ所など8カ所に増えた。
農食品部はこの日、緊急家畜防疫協議会を開いて忠州口蹄疫発生農家から半径3キロ以内にある94カ所の農家で育てている牛やブタなどの偶蹄類(蹄が2個の動物)1万3000匹を処分することにした。江華島仏恩面で追加発生した農家の場合、半径500メートル以内にある偶蹄類132匹も処分した。また口蹄疫危機警報段階を「警戒」(Orange)を維持するが、最高段階の「深刻」に準する対応態勢を取ることにした。
【今日のイチオシ記事】
・ 衛星写真がとらえた北朝鮮軍の秘密
・ コ・ソヨン妊娠3カ月、愛煙家のチャン・ドンゴンも禁煙
・ 油槽タンカー拉致したソマリア海賊、身代金2000万ドルを要求
・ 【写真】北朝鮮に潜水艇を隠す海岸トンネル
・ 韓国の国家競争力、G20で8位