記事入力 : 2010/05/13 08:19:23
サッカーW杯:韓国代表に新兵器
- ベルハイエン・フィジカルトレーナー(写真左)が、ベルト型無線送信機の装着を手伝っている。韓国代表はこのシステムで選手の体力を精密測定する。/写真=オ・ジョンチャン記者
サッカー韓国代表の新兵器、「心拍数・位置測定システム」が練習で初登場した。
京畿道坡州市にある国家代表トレーニングセンター(NFC)で12日に行われた公式練習で、選手らは黒のベルト型無線機を胸に装着し、ミニゲームやランニングなどで汗を流した。無線機で測定された心拍数と移動距離はコンピューターで自動計測され、リアルタイムで結果が出力された。このシステムは、6月11日に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を控え、選手の身体能力を科学的に測定するために導入されたものだ。
代表のフィジカルトレーナーを務めるレイモンド・ベルハイエン氏は、コンピューターで出力されたデータを見ながら許丁茂(ホ・ジョンム)監督やコーチ陣と話した。許監督は「選手の回復力と移動距離が一目で分かるので助かる」と満足そうだった。
ポジション争いも本格的に始まった。許監督が選抜した代表候補30人のうち、本大会のピッチに立てるのは23人で、残り7人が落選する。許監督は16日にソウルで行われるエクアドルとの強化試合を見て、最終的にメンバーを決定する予定だ。
11日に英国から帰国した韓国代表の主将、朴智星(パク・チソン)=マンチェスター・ユナイテッド=と李青竜(イ・チョンヨン)=ボルトン=は、いったん坡州NFCに入所したものの、許監督から「まず疲れを癒やしてからチームに合流するように」と指示され、2泊3日の休暇をもらって帰宅した。
キム・ドンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) 2010 The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
- プロ選手450人、1200億ウォン市場の「eスポーツ」 2010/05/13 08:44:28
- アイスホッケー:韓中日の大学生大会が初開催
2010/05/13 08:43:15
- サッカーW杯:韓国代表に新兵器
2010/05/13 08:19:23
- ACLサッカー:全北、浦項も準々決勝進出 2010/05/13 08:18:27
- サッカーW杯:許監督、DF&GKへの「ホンネ」語る(下)
2010/05/12 16:56:09
- サッカーW杯:許監督、DF&GKへの「ホンネ」語る(上) 2010/05/12 16:56:05
- 野球:柳賢振が1試合最多奪三振記録を更新 2010/05/12 08:47:26
- 野球:1億人目の観客に「全球場一生入場券」プレゼント
2010/05/12 08:37:02
- サッカー:アディダスの日本応援アニメが騒動に 2010/05/12 08:23:42
- ACLサッカー:水原、城南がそろって8強入り 2010/05/12 08:21:09