口蹄疫の疑いで牛肉輸出一時停止 感染拡大を防止宮崎県で口蹄疫の疑いがある牛が発見されたことについて、赤松広隆農相は20日午前の閣議後の記者会見で「日本は中国などに牛肉を輸出しているが、3カ月間は輸出停止になる」と述べた。農林水産省は同日、日本からの牛肉の輸出を自主的に一時停止する措置を取った。 輸出の再開には、今後3カ月間新たな発生がないことが必要となり、輸入を認めるかどうかは個々の輸入国が判断する。日本は2008年度に計約550トンの牛肉を輸出している。 農相は「これ以上広がることがないように万全の措置を取りたい」と強調。「万が一食べても人体そのものには全く影響はない」と述べ、風評被害の防止にも努める考えを示した。 【共同通信】
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