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宮崎県で感染拡大が続いている口蹄疫の問題で、鹿児島県の伊藤知事は12日、町内の一部が「移動制限区域」に指定されている湧水町を視察し、関係者と意見交換を行いました。
宮崎県えびの市で発生した口蹄疫の影響で、県内では先月28日以降湧水町や伊佐市など4つの市と町で家畜の移動や搬出が制限され、畜産関係の車両を消毒するなどの防疫体制が取られています。
伊藤知事は12日、えびの市の発生地点から半径10キロの「移動制限区域」内にある湧水町の栗野地区の消毒ポイントを訪れて、口蹄疫の侵入の防止にに全力を挙げるようあらためて指示しました。
そして制限区域内にある畜産農場を視察しました。
このあと行われた意見交換会で、関係する4つの市と町の市長や町長らは強い危機感を表明し、発生農場から半径3キロ以内の家畜をすべて処分することなど、これまで以上に厳重な対策を政府に働きかけるよう要望しました。
また、消毒ポイントを通行するすべての車両を消毒する必要性などを訴えていました。
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阿久根市の職員労働組合は、市の庁舎内にあった組合事務所の今年度の使用を竹原信一市長が不許可としたことを不服として、12日提訴しました。
阿久根市の庁舎内にあった組合事務所については、竹原市長が「市民が市政に参加できる場に利用したい」として、組合が申請した今年度の使用を不許可とし、組合事務所は市役所近くの空き事務所に移転しています。
この問題をめぐって組合側は12日、不許可処分の取り消しを求める裁判を鹿児島地方裁判所に起こしました。
組合を支援する自治労県本部は県庁で記者会見し、「竹原市長の不許可処分は組合活動を嫌悪してなされたものだ」などと批判しました。
この組合事務所の使用をめぐっては、去年もいったん市が出した許可を竹原市長が不許可としたため裁判になり、組合側が勝訴した経緯があります。
自治労では、「不許可が出される限り毎年争わざるを得ない」としています。
定期検査中の川内原子力発電所2号機で蒸気タービンの取替え作業が始まり、その様子が12日報道陣に公開されました。
川内原発2号機は4月12日から運転を停止して19回目の定期検査が行われています。
今回の定期検査では、海外の原発で過去に腐食によるひび割れが見つかった蒸気タービンを1985年11月の営業運転開始以来初めて取り替えることにしています。
新しい蒸気タービンは重さおよそ140トン、長さおよそ8メートル、直径およそ5メートルの低圧タービン3基と、重さおよそ50トン、長さおよそ7メートル、直径およそ2メートルの高圧タービン1基の合わせて4基で、いずれもドイツ製の腐食に強い材質で出来ているということです。
発電停止期間は通常よりも1カ月長いおよそ3カ月の予定で、発電再開は7月上旬通常運転復帰は8月上旬の見込みです。