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活発な活動を続ける桜島の昭和火口で11日未明、爆発があり今年の爆発回数が500回に達しました。
今年500回目となった午前2時2分の爆発では雲がかかっていたため噴煙の量や高さは確認できませんでしたが、弾道を描いて飛散する大きな噴石が桜島の6合目まで達しました。
桜島の昭和火口は2006年6月に58年ぶりに噴火して以降、活動が次第に活発化していて、去年の年間爆発回数は観測史上最多の548回を記録しました。
去年の500回目の爆発は年末に近い12月25日に観測されていて、今年はそれを大幅に上回る早いペースとなっています。
鹿児島地方気象台によりますと、火山活動は沈静化する傾向はないものの、今のところは大爆発が起こるような兆候は見られないということです。
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宮崎県に隣接する市町村では通行する車両の消毒作業が続いています。
消毒作業は、曽於市や志布志市が宮崎との県境で行っているほか、肝属地区の2市4町で構成する口蹄疫対策協議会も鹿屋市の入り口で実施しています。
このほか、錦江町と南大隅町でも新たに独自の消毒ポイントを設けていて、それぞれの消毒ポイントでは、畜産関係の車両や県外ナンバーの車両を中心に、念入りに消毒液をかけていきました。
一方県内の畜産農家も深刻な状況です。
家畜の競りは現在も中止されたままで、農家は収入がない上に、えさ代だけがかさむという悪循環に陥っています。
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宮崎県で口蹄疫の発生が後を絶たないことを受け、鹿児島県は緊急に10億円の補正予算を組み県内のすべての農家に消毒液を配ったり経営を支援する対策に乗り出しました。
県によりますと、今回の補正予算の額はおよそ9億7900万円で、10年前に宮崎県で口蹄疫が発生した時のおよそ5倍の規模となります。
口蹄疫が県内に侵入しないよう、離島も含めた県内のすべての農家に消毒液を配るほか、県内19箇所の消毒ポイントで車両の消毒をする際の費用などが盛り込まれています。
また、子牛の競りが開けないため損害を被る農家も増えていることから、こうした農家が無利子もしくは低金利で資金を借り入れられるよう、新しい支援策も設けられました。
県では「県内に口蹄疫が侵入しないよう、全力を挙げて取り組む」としています。
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沖縄のアメリカ軍普天間基地移設問題をめぐり、北沢防衛大臣は、11日朝、月内完全決着の断念を事実上認める一方、10日の関係閣僚協議で政府案の大枠がまとまったとの認識を示しました。
こうした中鳩山総理は今月中の沖縄訪問について23日を軸に調整しています。
北沢防衛大臣は、沖縄県内のキャンプ・シュワブ沿岸部への基地移設や、徳之島への訓練の一部移転など、政府案の大枠について、10日の閣僚協議で合意したとの認識を示しました。
その一方、鳩山総理が決着を図るとしている5月末以降も、「ある程度の交渉事が残る」として、完全決着の断念を事実上認め、「少なくとも連立与党内の合意は早急にやるべき」と強調しました。
鳩山総理大臣は11日朝、「12日にワシントンで日米実務者での詰めの協議が行われる」との見通しを示しました。
鳩山総理は今月中の沖縄訪問について23日を軸に調整しています。
こうした中、上京した沖縄県の仲井真知事が10日夜、前原沖縄担当大臣と会談していたことがわかりました。
仲井真知事は、今後政府の骨格案などの考えを聞いた上で、総理再訪問への対応を検討するものと見られます。