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2010年5月12日(水) 19:20 |
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三豊市で産官学連携して共同研究
三豊市で、産官学が連携して、環境に優しいとして注目されるハイブリッド車両の共同研究が始まることになり、協定が結ばれました。 地域の活性化にも期待が寄せられています。
協定書の調印式には、三豊市と、香川高等専門学校、それに特殊車両を製造する会社・福本ボデーが出席しました。 三豊市では初の産学官共同研究です。 共同研究は、福本ボデーが現在製造している芝刈り機や農薬の散布機といった特殊車両をエンジンと電気とで走るハイブリッドカーへと変身させようというものです。 地域ならではのハイブリッドカー開発を目指します。 共同研究の技術の核になるのが、福本ボデーが2年ほど前に実用化した電動アシスト式のリヤカーです。 このリヤカーのタイヤの中にモーターが入っています。この技術を後ろエンジンで動く車に生かそうというのが今回の共同研究です。 このリヤカーは、モーター自体が電気で回転しタイヤを回していますが、この技術をエンジンつきの特殊車両に応用します。 鍵となるのが動力の配分です。香川高専は、そのためのシステムを開発します。 共同研究は、今年末の完成を目指します。 産学官が一体になった共同研究で、全国に先駆けた新たな技術の開発を目指します。
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