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ブライアント、悪い流れ断ち切った

 ジャズ戦で、ディフェンスをかき分け、シュートを狙うレーカーズのブライアント(24)=ソルトレークシティー(AP=共同)
 ジャズ戦で、ディフェンスをかき分け、シュートを狙うレーカーズのブライアント(24)=ソルトレークシティー(AP=共同)

 米プロバスケットボールのNBAは10日、ソルトレークシティーなどで東西両カンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)各1試合を行い、NBA2連覇を狙う西のレーカーズが111‐96でジャズに快勝し、負けなしの4連勝で3季連続のカンファレンス決勝進出を決めた。

 レーカーズはガソルが33得点、14リバウンドと活躍し、ブライアントも32点を挙げた。同決勝ではサンズと対戦する。

 東の第2シードのマジックも98‐84でホークスに4連勝し、2季連続でカンファレンス決勝進出。同決勝ではキャバリアーズ‐セルティックスの勝者とぶつかる。

  ◇  ◇

 第2クオーター終盤には22点をリードしていたレーカーズが、後半に入ってジャズの猛反撃を食らった。第3クオーター残り3分19秒で70‐65。だが、ブライアントが悪い流れを断ち切った。

 体を1回転させながら相手守備陣の間を割って入る華麗なレイアップシュートを決めると、さらにジャンプショットで加点。再びリードを広げた。「相手のペースにはまらないようにしなければならなかった」。3季連続の西カンファレンス決勝進出を決めた試合後、達成感をにじませながら内容を振り返った。

 故障を抱えたままプレーオフに突入したエースだが、このシリーズでは4連勝のすべてで30得点以上。不安は解消されつつある。さらにこの日はガソルが33得点、14リバウンド。2連覇に向け「チーム力は高まっている」。手応えは十分だ。

 だが、次の対戦相手のサンズは「非常にハングリー」とブライアント。「われわれはもう一度集中し直さなければならない」と、表情を引き締めた。

(2010年5月13日)
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