廃棄肉を貯蔵、販売容疑で３人を逮捕

　栃木県警は１２日、食肉処理場で廃棄用の牛の内臓を貯蔵、販売したなどとして食品衛生法違反の疑いで、埼玉県熊谷市中西４丁目、小林利之容疑者（７２）ら３人を逮捕した。

　ほかに逮捕されたのは栃木県大田原市元町２丁目、丸亀安男容疑者（５３）と群馬県伊勢崎市境伊与久、新井浩志容疑者（３５）。

　３人の逮捕容疑は昨年１２月から今年３月、出入りしていた栃木県大田原市の食肉処理場「那須地区食肉センター」で５回にわたり、病気にかかって廃棄すべき牛の内臓を食品として冷蔵庫に貯蔵した疑い。さらに丸亀容疑者は今年２月、貯蔵した廃棄肉を栃木県内の精肉店に販売した疑い。（共同）

　［2010年5月12日12時40分］