ニュース「AndroidがiPhoneの売り上げ超えた」調査報告にAppleが異議Androidスマートフォンが米国でiPhoneの売り上げを抜いたとする最近の調査結果に対し、Appleが「全世界ではiPhoneの方がはるかに売れている」と反論している。(ロイター)2010年05月12日 09時38分 更新
Appleが5月11日、GoogleのAndroidを搭載したスマートフォンが米国でiPhoneの売り上げを抜いたとする最近の調査結果について疑問を呈し、ライバルがスマートフォン市場で勢力を拡大している兆候はないと主張した。 調査会社NPDが10日に発表した調査結果によると、Androidスマートフォンは第1四半期に28%のシェアを獲得し、Appleの21%を上回った。1位はResearch In Motion(RIM)の36%だったという。 Appleは、NPDのデータは全体像を表していないと指摘している。 「オンラインのアンケート調査に回答した米国の消費者15万人に基づく、非常に限定的な報告書だ。全世界の8500万人を超えるiPhoneおよびiPod touchユーザーをカバーしていない」とAppleの広報担当ナタリー・ハリソン氏は語る。 同氏は、全世界で見ればiPhoneはAndroidよりもはるかに売れているとし、IDCの先週の調査報告では、iPhoneがNokia、RIMに続いて世界市場で16.1%のシェアを得ていることが示されたと指摘している。 「iPhoneの売り上げは131%と過去最高の四半期成長率を記録しており、夏にはiPhone OS 4.0を投入する。ライバルがすぐに追いついてくる兆候は見られない」と同氏は言う。 iPhoneは2007年の発売以来、5100万台以上売れている。 Apple株は11日、NASDAQ市場で2.2%値を上げて259.55ドルを付けた。 関連キーワードiPhone | Android | Apple | スマートフォン | Androidケータイ | NPD Group | Research In Motion | 携帯電話市場 | iPhone OS 4 | Nokia | Google関連記事
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