小沢一郎・民主党幹事長 小沢幹事長に再聴取を要請 起訴相当議決で東京地検小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で、東京第5検察審査会が「起訴相当」と議決した小沢氏に対し、東京地検特捜部が12日に任意の事情聴取を要請したことが、複数の関係者への取材で分かった。 小沢氏が聴取に応じれば1月23日、31日に続き3回目。議決で「元秘書らとの共犯関係の成立が強く推認される」と指摘されたのを受け、特捜部は虚偽記入への積極的な関与の有無を再度確認する必要があると判断したとみられる。また、小沢氏は同日、衆院政治倫理審査会に出席して説明する意向を党幹部に伝えた。 特捜部が小沢氏を再び不起訴としても、審査会が2度目の「起訴議決」をすれば、小沢氏は東京地裁指定の弁護士に強制起訴される。 小沢氏は、元私設秘書の衆院議員石川知裕被告(36)らが政治資金規正法違反の罪で起訴される前の1月に聴取され、当時は共犯として告発されていたことから「被疑者」の立場だった。 【共同通信】
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