「JAYWALK」中村耕一被告覚せい事件 懲役2年、執行猶予4年の判決 東京地裁
2010年3月、覚せい剤の使用やコカイン所持などの罪で起訴されていた「JAYWALK」のボーカル・中村耕一被告に、東京地裁は懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。
釈放後、中村耕一被告は「このたびは本当にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした」とカメラの前で深々と頭を下げた。
12日の公判で下された判決は、懲役2年、執行猶予4年というもの。
中村耕一被告は「心から申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません。もし許されるんであれば、また音楽に戻りたいと願っています」と話した。
2010年3月、覚せい剤の使用やコカイン所持などの罪で起訴されていた中村被告。
公判では、所持していた覚せい剤の量の多さ、そして、密売人の連絡先をしょうゆせんべいに書き、それを食べて証拠隠滅したことなど、悪質さが指摘され、懲役2年が求刑されていた。
判決後、裁判長は「あなたの歌を支持する多くの人は、あなたの歌を聴いて癒やされ、勇気づけられてきたのではないでしょうか。裏切るようなことは、二度としないでください」と述べた。
中村被告はこのあと、薬物治療の専門病院に入院する予定だという。
(05/13 01:44)