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口蹄疫問題、ネットで“炎上” 赤松農水相に批判 「報道統制」のデマも (2/2ページ)
このニュースのトピックス:鳩山内閣
動画とともに、酪農家支援のための募金受付先や、人手不足を補うための手伝いの申込先の情報などもネットを駆けめぐった。同時に、赤松氏らへの批判や誹(ひ)謗(ぼう)中傷の書き込みも急増した。
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9日には、明らかなデマも流布された。
「原口一博総務相が『報道規制』を指示している」。そんな情報がツイッターなどに流れ、リツイートで伝搬した。根拠は、原口氏自身のツイッターでの“つぶやき”。9日朝、政府の口蹄疫対策の遅さを指摘された原口氏は「発生後、すぐ私は指示をしています」と反論、続けて「風評被害が大きくなれば、さらに大きな被害となります」と書き込んだため、テレビ局を監督する総務省が規制をかけたと解釈された。
平成12年の流行時には買い控えなどの風評被害が出たため、マスコミの口蹄疫報道が当初は淡々と事実だけを伝える傾向だったことも一因との見方もある。誤解に気づいた原口氏は11日、ツイッターで「指示」の内容を「総務省として自治体を全力で支えること」などと説明し、「報道規制の指示などありえない」と否定に躍起だ。
「口蹄疫に使う消毒液が、民主党幹部の地元に横流しされている」。12日にはそんな情報も駆けめぐった。「ちゃんとソース(情報元)を吟味して判断しないと、踊らされるぞ」。ツイッターで伝搬する情報の洪水の中では、こんな書き込みも目立つ。