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JAYWALK中村被告「許されるなら音楽に…」

5月12日19時24分配信 産経新聞

JAYWALK中村被告「許されるなら音楽に…」
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東京拘置所を出るJAYWALKの中村耕一被告=12日、東京拘置所(大里直也撮影)(写真:産経新聞)
 覚せい剤取締法違反(使用・所持)と麻薬取締法違反(所持)の罪に問われ、東京地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けたロックバンド「JAYWALK」ボーカル、中村耕一被告(59)が12日午後5時20分、東京・小菅の東京拘置所から釈放された。

  [フォト] JAYWALKのためにけじめ…深々と頭を下げる中村被告

 「このたびは本当にご迷惑をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした」

 弁護士らとともに姿を現した中村被告は、黒いスーツ姿で、集まった数十人の報道陣を前に、深々と頭を下げた。中村被告は時折、言葉を選ぶようにしながらも、「関係者や世間のみなさんに、大きな失望と大きな迷惑をかけてしまいました」と謝罪の言葉を繰り返した。

 また、「10代のころからずっと音楽をやってきました。もし許されるなら、また音楽に戻りたい。そして、ご迷惑をかけた皆さん、応援してくれた方に音楽で返すしかないと思っています」と、音楽活動再開への思いを打ち明けた。

 活動30周年の節目の年を共に祝うはずだったにも関わらず、事件の影響でバンド活動の先行きは不透明となった。メンバーに対しては、「JAYWALKという、自分で言うのも何ですが良いバンドです。このバンドのためにも、きちんとけじめをつけたい」。そして、「世間が許してくれるのであれば、いつの日かまた、皆さんの前で堂々と歌を歌いたい」と力強く語った。

 中村被告は何度も頭を下げながら、約8分間に渡って報道陣に語りかけると、関係者の用意した乗用車に乗り込み、拘置所を後にした。

 拘置所の近くには、ファンとみられる女性数人の姿も。中村被告が釈放される様子を見守り、ハンカチを手に「よく頑張ったね」と声を詰まらせた。

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最終更新:5月12日21時49分

産経新聞

 

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