最終更新: 2010/05/13 00:50

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

プロ野球・楽天の野村克也名誉監督、解離性大動脈瘤(りゅう)のため緊急入院

プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也名誉監督(74)が、緊急入院したことがわかった。
野村さんが、解離性大動脈瘤(りゅう)のため、10日から都内の病院に緊急入院したことがわかった。
野村さんは、2006年から2009年まで楽天の監督を務めた。
昨シーズンはリーグ2位で、球団史上初のクライマックスシリーズ出場を果たした。
そして3月には楽天の名誉監督に就任し、最近では沙知代夫人と映画のイベントにも登場するなど元気な姿を見せていたが、10日から複数の講演会などをキャンセルしているという。
大動脈の内側が裂ける解離性大動脈瘤について、川崎幸病院の和田秀一医師は「大動脈は3層構造になっており、真ん中の中膜が裂けてしまう。血管壁が解離、はがれてしまう。(突然起きる?)突然しかこないんです。自覚症状が出た時、初めて発症ということですね。(痛みは?)激痛ですね。胸から背中にかけての激痛で、人によっては、血管が引き裂かれるような、まさに解離するような(痛み)」と語った。
同じ解離性大動脈瘤では、2006年には加藤 茶さん(67)が、長門裕之さん(76)も8月に手術を受けることになっている。
和田医師は「解離する場所が心臓の出口が裂けていない場合であれば、一般的な血圧治療で2〜4週間すると、1回は退院できる。だけど、血管が弱くなっていますから、結果的に5〜10年すると、最終的には半分くらいの人が手術が必要になる」と語った。
沙知代夫人は、取材に対して「夫は地方に行っていて、あす帰ってくる。入院は聞いていない」とコメントしている。

(05/12 18:01)


[ high / low ]

「社会」の最新記事

最新記事