【NQNニューヨーク=川内資子】11日のニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は、前日比19.5ドル高の1トロイオンス1220.3ドルで終えた。欧州の財政問題に対する懸念が根強く、「安全資産」としての位置付けから金への買いが優勢となった。通常取引後の時間外取引で一時1235.2ドルまで上昇。昨年12月に付けた1227.5ドルを上回り、中心限月としての最高値を更新した。
欧州連合(EU)加盟国が前日に緊急融資制度の創設で合意したが、金先物市場では欧州の財政問題が引き続き意識され、投資家が運用リスクを避けて金に買いを入れているという。アジアや欧州の株式相場が総じて軟調で、世界の株式相場の不安定な動向が続く可能性が意識されたことも金の買いを誘ったという。
銀は3日続伸。プラチナは続伸した。
COMEX、ニューヨーク、NY金、EU、ニューヨーク商品取引所、金先物相場、株式相場、最高値更新、金先物
| 日経平均(円) | 10,394.03 | -17.07 | 12日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 10,824.97 | +76.71 | 12日 10:02 |
| 英FTSE100 | 5,381.64 | +47.43 | 12日 15:02 |
| ドル/円 | 92.98 - .00 | +0.26円安 | 12日 22:56 |
| ユーロ/円 | 117.86 - .90 | -0.34円高 | 12日 22:56 |
| 長期金利(%) | 1.305 | -0.010 | 12日 16:33 |
| NY原油(ドル) | 76.37 | -0.43 | 11日 終値 |
経済や企業の最新ニュースのほか、大リーグやサッカーなどのスポーツニュースも満載
詳細ページへ
日経ニュースメール(無料)など、電子版ではさまざまなメールサービスを用意しています。
(詳細はこちら)