ジーコ元代表監督「チームはひとつじゃなくなってしまった」
2009年9月 1日
ジーコ元日本代表監督は、ドイツW杯の敗因について、「チームがひとつじゃなくなってしまった」と語った。
31日発売の週刊プレイボーイの中で、ジーコ元日本代表監督がインタビューに答え、ドイツW杯での日本代表の敗因について語っている。
その中でジーコ氏は、ドイツW杯での惨敗の原因について、「チームがひとつじゃなくなってしまった」ことを挙げている。
大会直前になって、どうせ自分は控えだからとモチベーションを下げてしまう選手がいた。ふてくされた選手が仲間を作り、結果的にチームはひとつでなくなってしまった。そういう状態になると相手には負けてしまう、とジーコ氏は語っている。
なお、ジーコ氏はそれは事前に予測できなかったのかという問いに対して「ムリ。どういやってわかるというんだよ。気がついた時はチームは変更できない状態だった。問題が起こったのは大会の1年前じゃない。大会直前だったんだ」と答えている。
ジーコ監督時代の控え組のモチベーションについては、キャバクラセブンの事件や、海外組と国内組の起用問題、またはベテラン選手がチームをまとめモチベーションを高めたアジアカップの際など、再三にわたって指摘されてきた問題だが、監督自身は本大会の直前にチームが壊れるまで、その問題に全く気付いていなかったようだ。
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ジーコ、ドイツW杯の敗因を明かした!(Sports Watch)