岩国市の米海兵隊岩国基地での民間空港再開に向け、山口県、市、民間3社でつくる第三セクター、岩国空港ビルは10日、同市内で取締役会を開き、増資のための臨時株主総会を25日に開くと決めた。
柏原伸二社長や福田良彦市長ら取締役4人と監査役1人が出席。現時点で5者計3億円の出資金について、臨時株主総会では、さらに周辺5市町と民間約10社の追加出資を提案し、決定する見通し。
この日、国土交通省大阪航空局は民空ターミナルビルの設置、運営事業者の応募が岩国空港ビルだけだったと公表した。同ビルは航空局による1次審査を経て、事業内容や資金、収支計画などの2次審査に応募し、7月中旬にも最終決定される見通し。
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