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2010年5月11日(火) 19:30 |
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最先端医療「分子イメージング」
岡山大学と独立行政法人理化学研究所が、最先端医療の共同研究をスタートします。 「分子イメージング」という、病気の箇所や体内の様子など画像化する技術で、病気の早期発見や新しい治療法の開発などに期待が高まっています。
「分子イメージング」とは、病気などの分子を薬で反応させ、その箇所を画像化する技術です。 手術などを行わずに、病気の進行や細胞の働きなどを観察することができます。 今回「分子イメージング」の研究を行う岡山大学と理化学研究所が、共同研究をスタートすることになりました。 共同研究では、大学病院を持つ岡山大学と研究機関の理化学研究所との間で臨床データなどを迅速に交換し、新薬や治療法の開発などに繋げていくのが狙いです。 共同研究では、人材交流も頻繁に行い「分子イメージング」の研究者・学生の養成や、さらに新薬の研究を進めていきます。 新薬の開発で「分子イメージング」を応用すれば、10年かかるものを2年間に短縮できると言われています。 見えない病気の原因を見えるようにする最先端医療「分子イメージング」に大きな期待が寄せられています。
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