◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
文字サイズ100%
◆大相撲夏場所3日目○稀勢の里(寄り切り)北太樹●(11日・両国国技館) 関脇・稀勢の里が三役で初の3連勝を決めた。東前頭4枚目の北太樹を寄り切って完勝。このまま連勝を続け、来場所の大関取りへつなげたい。通算1000勝を目指す大関・魁皇も小結・栃煌山を破り、3連勝で大台まであと6とした。横綱・白鵬と新大関の把瑠都も3連勝を飾った。
稀勢の里が得意の左四つで北太樹を一気に寄り切り。三役15場所目(小結11、関脇4)で初めて3連勝スタートを切った。「まあ順調だね」と控えめに笑みを浮かべた。
場所前に世界最高峰の戦いから刺激を受けた。先月30日、師匠の鳴戸親方(元横綱・隆の里)の勧めでプロボクシング世界タイトル戦、長谷川穂積―フェルナンド・モンティエル、西岡利晃―バルウェグ・バンゴヤンを観戦した。同親方は「腰の回転とか、大技を出すにはジャブなどの小技を出してこそ効果があるとか、学ぶ部分はたくさんある」と説明。他分野の、一流選手の戦いから、相撲に通じるものを学び取ってほしかったのだ。
稀勢の里は「あの雰囲気は実際に行かないとわからない。ジャブは基本を大事にしろということだろうね」と収穫を口にした。師匠に言われるだけでなく、普段から他競技を観戦。カヌーなども見て、体幹の強さなど参考にしているという。飽くなき研究心が好調につながっている。
今場所好成績を残せば、名古屋場所での大関取りも見えてくる。武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)は「新星が上がってこないと盛り上がらない。期待している」と話した。国技館は空席が目立つが、稀勢の里は「頑張って盛り上げないといけないね」と自覚も口にした。4日目は魁皇戦。長く角界を支えてきた大関を破り、次の日本人を代表する力士に名乗りを上げる。
(2010年5月12日06時02分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)