谷亮子の隣で終始ご満悦の表情だった小沢民主党幹事長（撮影・持木克友）
柔道女子・谷亮子（３４）が１０日、東京・永田町の民主党本部で小沢一郎幹事長（６７）同席のもとで緊急会見し、今夏の参院選比例代表に同党から立候補すると表明した。
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マイクに十分聞こえる声で、「ヘヘヘッ」「フフフフフッ」…。小沢幹事長は笑いが止まらなかった。会見では終始にんまりした表情。終了後の写真撮影でも「あのね、絵（写真）をとるからね」と優しい声で谷に語りかけると、ごきげんな様子で口元が緩みっぱなしだった。
知名度、人気ともに抜群の谷の擁立で浮動票の獲得を狙う作戦で「百万、千万の味方を得たような気持ちで大変うれしく、心強く思っている」とにんまりした。
長きにわたり女王として君臨してきた谷を、「たゆまぬ自己努力。多くの目標に向かって不撓（ふとう）不屈の精神で向かって来られた。今の日本の社会において、そういう精神力、生き方が希薄になっているのではないか」と称賛。さらに民主の子育て支援をアピールした上で、多忙な中で２人の子供の育児に奮闘する谷について「日本の社会、日本の未来の原点がここにある」と持ち上げた。