結局“ダンマリ”小沢辞任求めた横粂氏、代議士会で発言せず

2010.05.11

 鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事長の辞任を求めていた小沢チルドレンの横粂勝仁衆院議員(28)が、前もって予告していた11日昼の同党代議士会での発言を見送った。

 代議士会では、山岡賢次国対委員長の発言後、議員らに発言機会が与えられたが、新人議員がネット選挙について述べただけ。司会が「ほかに発言はありませんか」と促したが誰もおらず終了し、集まった報道陣は肩すかしを食った。

 その後、記者団に囲まれた横粂氏は「私の思いは変わっていないが、諸先輩方や地元・横須賀の人々のアドバイスに従い、しかるべきときに、しかるべき方法で行動できるように準備している」と撤退理由を説明。

 「圧力はなかったのか」との質問には、「『言っていることは分かるが、先に街頭やメディアで言うのは問題がある。もっと違うやり方があるのでは』といった建設的なもので、圧力はない」と否定した。

 今後は参院選前にも、小沢氏との直談判も含め、なんらかの行動を起こして執行部刷新を求めていくというが…。

 

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