NHK宮崎県のニュース　宮崎放送局

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口てい疫　県議会が全員協議会

宮崎県内で相次いでいる家畜の伝染病、口てい疫の問題で県議会は１１日、全員協議会を開き、県に対して感染拡大の防止策や畜産農家などへの精神的なケアの充実を求める意見が相次ぎました。
１１日、開かれた県議会の全員協議会では、はじめに東国原知事が、「感染の拡大が続き非常に厳しい状態になっている。一刻も早い収束にむけて協力をお願いしたい」と述べました。
そして県側から、口てい疫への感染は半径１０キロ以内の家畜の移動制限区域内でおさまっており、一定の封じ込めができているとして、国の専門家による委員会の意見を受けて、これまでの防疫対策を引き続き徹底する方針が説明されました。
また、これまで、畜産農家などから保健所に寄せられた精神的なケアに関する相談の件数は、３件だと、県が説明したことに対し、議員からは、▼畜産農家からの相談を待つのではなく行政側が出向いて相談を受けることや、▼家畜の処分などにあたる職員に対しても精神的なケアの充実を求める要望が相次ぎました。
また、１１日に新たにえびの市で３件目の感染の疑いが確認されたことを受けて、議員からは、えびの市でこれ以上感染が広がらないよう踏み込んだ対策を求める意見が出されました。

05月11日　20時07分

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