釜山国際モーターショー、総入場者数100万人突破

4回連続で大記録、経済効果は推定2500億ウォン

 「2010釜山国際モーターショー」が4回連続で入場者100万人を突破するという成果を挙げた。

 10日の釜山展示コンベンションセンター「BEXCO」と釜山モーターショー事務局の発表によると、先月30日に開幕し、10日間にわたり行われたモーターショーの期間中、計100万9727人が来場したという。2008年の102万4879人に比べるとやや少ないが、輸入車の多くが不参加で、中国など一部の国家を除外した全世界的モーターショーが不振であることを考えると、驚くべき成果だ、とBEXCO側は話している。

 今年の釜山モーターショーは、一般開放日初日に当たる先月30日に5万4120人が訪れたのを皮切りに、平日には1日5万人から7万人、週末や休日には13万人から17万人が訪れた。釜山テクノパークが概算した今回の釜山モーターショーの経済的効果は、合計2500億ウォン(約206億円)に達するという。完成車メーカーや自動車部品メーカーなどの商談実績は、9億6600万ドル(約901億円)に達するものと暫定的に集計されている。

 BEXCO側は、「完成車メーカー1社当たり数十億ウォン(数億円)に達する設備費や滞在経費などを支出、韓国国内からの来場者がモーターショーを見学し、BEXCO周辺のデパートや飲食店なども売り上げが伸びたという。今後の発展のためにさらに模索して、次回はさらに良いモーターショーにしたい」と話した。しかし、輸入車メーカーの不参加や関心を引くような新車の数が足りないことなどによる来場者の不満が少なくなかったという点は、次回のイベントにマイナスとして作用するだろう、という見方も出ている。

権慶勲(クォン・キョンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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