ムン・グニョン「視聴率30%超え目指したい」

 ドラマ絶好調のムン・グニョンが、演じているヒロインへの切ない思いを語った。

 ムン・グニョンは現在放映中のKBS第2水木ドラマ『シンデレラのお姉さん』で、愛されることを恐れるあまり、心を閉ざしとげとげしく武装し、愛をはねつけることに慣れてしまったヒロイン、ウンジョを演じ、毎回視聴者を涙させている。

 ムン・グニョンはこのほど、制作スタッフとのインタビューで、ウンジョを演じるときの気持ちについて告白した。

 『シンデレラのお姉さん』に出演することにした理由を、ムン・グニョンは「初めて台本を読んだ後、ウンジョをしっかり抱きしめたくなった。ウンジョとして生きているこのごろは、前に比べてもっと胸が詰まるような感じ」と打ち明けた。

 特に、毎回流す美しい涙が視聴者の心を打っているが、本人は正直に一言、「つらい」と吐露。「ウンジョのことが前よりもっと分かるようになってうれしい。撮影に入る前から、どんな痛みもウンジョのためなら喜んで耐えてみせると誓っていた」と内に秘めた強さを見せた。

 同ドラマはスタート以来、名セリフや映像美、出演者の熱演が実り、「2010年で最も美しいドラマ」「涙なしには見られない感動ドラマ」と言われ、水木ドラマ視聴率1位を独走している。6日に放送された第12話は視聴率20.7%(ABGニールセン・メディアリサーチ調べ、首都圏基準)を記録するなど、20%台前後をコンスタントに出し、人気を独占している。

 撮影スタート前の安全祈願では、「地上波3局のドラマの中で1位になるのが夢」と語り、会場を笑いの渦に巻き込んだムン・グニョンだが、「1位になれてよかった。でも、もっと欲が出る。今後は視聴率30%を取りたいという気持ちもある」と言ってのけた。

キム・スジン記者

STARNEWS/朝鮮日報日本語版

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