「赤星の輪を広げる基金」協力店が500店舗突破!
赤星の輪、広がる−。野球評論家・赤星憲広さんを中心に立ち上げた社会貢献活動「Ring of Red 〜赤星の輪を広げる基金」の協力店が11日までに500店舗を突破した。
赤星さんは2003年から盗塁1回につき、1台の車いすを贈るチャリティー活動をスタート。09年までに贈呈した車いすは301台となった。「引退してからも何とか、この活動は続けたい」という赤星さんの思いを中心にして、2010年「Ring of Red 〜赤星の輪を広げる基金」を自身のホームページでスタート。スポーツニッポン新聞社もこれをサポートしている。車いす寄贈とともに、赤星さんが現役時代から取り組んできた少年野球の底辺拡大を目指し、小さな善意を集め、大きな輪を広げている。
「まいどおおきに食堂」、串揚げの「串家物語」、居酒屋の「かっぽうぎ」、うどんの「つるまる」などを全国700店舗以上で展開する「フジオフードシステム」では近畿を中心に200以上の店舗で募金箱を設置した。藤尾正弘社長(55)は「企業の社会貢献として、赤星さんの取り組みに協力していくことを決めました」と意欲的。さらに「551蓬莱」、ビアレストランの「ニューミュンヘン」、自然食品チェーンの「アニュー」なども「Ring of Red」に参加。全国の喫茶店、居酒屋なども加わり、募金箱は全国500店舗以上で設置されている。
赤星さんは「1人でできることは限られているが、こうしてみなさんで協力して活動すると、より多くの車いすを贈ることができると思う」と期待をこめた。募金は赤星さんのホームページ(www.redstar53.com)でも受け付けている。
[ 2010年5月12日付 ]
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