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日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は11日、東京都内で懲戒諮問委員会を開き、6日のワールド・サロンパス・カップ第1ラウンドで遅延プレーの裁定を不服として「私的理由」で途中棄権した三塚優子(25)=フリー=の処分について審議し、三塚からの謝罪と2か月間の出場自粛の申し出を受け入れた上で、罰金200万円と2年間の新人セミナーの受講義務を科すことを決めた。
三塚は7日、樋口久子会長に自らの行動を謝罪した。今回あらためて謝罪の手紙を送るとともに、10日付で今後2か月間の国内ツアー8試合の出場自粛とプロゴルファーとしての活動自粛、全英リコー女子オープン選手権などメジャー2試合を含む海外3大会の出場自粛を申し出た。
自粛を含め、LPGAでは前例のない重い処分となった。樋口会長は「8試合も出ないことは選手にとって非常に重いこと。現役の選手たちがこういうことはしてはいけないと感じてくれればいい」と話した。
(2010年5月11日19時48分 スポーツ報知)