【ニューヨーク=小高航】米運輸省の高速道路交通安全局(NHTSA)は10日、トヨタ自動車が2005年に実施したリコール(回収・無償修理)について、報告遅れがなかったか調査に乗り出すと発表した。同省のラフード長官は10日、トヨタ本社で豊田章男社長と会談したばかり。
トヨタは04年に日本で、ハンドルの動きを車輪に伝える装置が折れる恐れがあるとして大型車「ハイラックスサーフ」をリコールした。NHTSAによると、当時、トヨタ側は日本固有の問題と同局に報告したが、05年になって米国でもリコールした。
NHTSAは10日、04年の段階で米国でも同様の苦情がトヨタに寄せられていた可能性を指摘。米国では不具合を把握して5営業日以内に当局に通知する必要がある。今回の調査で法規違反が見つかれば、新たな制裁を科す可能性がある。
トヨタ自動車、ハイラックスサーフ、NHTSA、リコール、豊田章男、報告遅れ、ラフード、ハイラックス、運輸省
日経平均(円) | 10,411.10 | -119.60 | 11日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 10,827.91 | +42.77 | 11日 12:43 |
英FTSE100 | 5,334.21 | -53.21 | 11日 16:35 |
ドル/円 | 92.89 - .92 | +0.17円安 | 12日 1:37 |
ユーロ/円 | 118.15 - .20 | -0.05円高 | 12日 1:37 |
長期金利(%) | 1.315 | +0.010 | 11日 16:14 |
NY原油(ドル) | 76.80 | +1.69 | 10日 終値 |
経済や企業の最新ニュースのほか、大リーグやサッカーなどのスポーツニュースも満載 詳細ページへ
日経ニュースメール(無料)など、電子版ではさまざまなメールサービスを用意しています。
(詳細はこちら)