at that moment

東京は久々の快晴。
ごうごうと、元気よく風が部屋に流れこんでくる。

しゅるる、パタパタ
カーテンが踊っている。

パァァー、チリンチリン
どこかの線路を走る電車の音やだれかの家の玄関先で揺れる風鈴の音
引き連れて、流れこむ。

ごおお、ぐわんぐわん
風が渦巻く音。

はためく洗濯もの。

彼の洋服や下着を干すときの、ちょっぴり幸せな気持ち。

ゆるやかで、心地よい時間。

いつもはご飯にお味噌汁とおかず、なんですが、今朝は私が休日だったため寝坊して、珍しくパン食。(こういう時のために何枚か冷凍してある)

昨日の夕飯のパスタ用に作ったミートソースをのっけて。
とろけるチーズがあればベストだったのだけど、なかったので、下にクリームチーズを塗って、パセリをパラッと。

あと、この前仕事帰りに近所のスーパーで買い物した時に、彼が自ら
「あ、これ食べたい」
とカゴに入れたパイナップル。
この時期安くていいですね〜
特大のが1/2個で¥198だもの♪

彼はこのミートソーストーストを2枚もペロリと平らげて仕事にいきました(笑)


私は朝食をとらないと活動できない人間なんですが、彼も少々遅刻してでも朝食をとる人だし、夕飯はご飯を4回もお代わりするような食いしん坊なので、料理好きな私としては、本当に素晴らしい相手にめぐり逢えたなあとつくづく。

世間は3連休だけど、うちの会社は昨日の土曜は出勤日で2連休。
彼に至っては土日が稼ぎ時で当然休みなし。

今日は、大阪から本社勤務の先輩がこっちに遊びに来ているので、約4ヵ月ぶりに一緒にご飯を食べる予定。
元気かなー?
久々に会うのでちょっとドキドキ。

とでも言いたくなる今夜のメニュー。


ナスと豚肉のピリ辛味噌炒め(今日のお弁当のおかずの残り)
(味噌ダレは、味噌、甜面醤、豆板醤、オイスターソース、お酒、きび砂糖、みりんを適当に混ぜて作るんですが、使い切った甜面醤の瓶を洗ったら、賞味期限が1ヵ月以上前に切れておりました。
まあ大丈夫でしょ…ね?!)

ゴボウとニンジンのゴママヨサラダ(同じくお弁当のおかずの残り)

エリンギとエノキとベーコンのガーリック炒め

カツオのたたき(スライスオニオンとワカメが下に埋まってます)

あと、豆腐となめことオクラのお味噌汁とご飯。


珍しく脂っこいメニュー多し。
まあ残りもので重なっちゃったんですけど。

エリンギ炒めは、お気に入りの飲み屋さん『おきな』で食べた味をかなり忠実に再現したら彼が大絶賛してくれたので、ベーコンをホタテにアレンジしてみたり(これまた大絶賛でリクエスト多し)、今日みたいに冷蔵庫で半ば萎びてたエノキ(笑)を加えてみたりします。

ゴボウとニンジンは太めの千切りにして、白黒半々で擦ったゴマにマヨネーズ、きび砂糖、お酢、醤油、塩、サラダ油、一味を加えたゴマドレで。

ビール飲みたくなるなあ〜
でも彼は体のため、と家ではビール飲まないんですよね。
私も家では飲まないんですけど。
でも今日はメニューのせいか飲みたい気分だわん…♪

かごバッグは好きですが、毎年買い替えたいとか買い替えようとは思わないアイテムです。
というのも、もう10年近く愛用しているアンティークのかごバッグ以上に可愛いと思えるものがないから…

でも、今通勤で使っているバッグは、うちの会社のサンプル師のおじさんが作ってくれた一点もので、使いやすくて気に入ってるんですが、生地がラミネート加工されていて、今の時期は汗をかくとペタッと肌がはりついちゃうんですよね。
通勤電車で前半は割と混むので、サラッとしたかごで肩からかけやすくてナチュラルすぎないものがあればいいのになあなんて思っていたら、駅からの帰り道の商店街の催事っぽいお店の前を通った時、目が釘付けに。

あみぐるみみたいなチャームはあってもなくても良かったけれど、このパキッとした黒のボーダーと、持ち手がグログランリボンで巻いてあってカジュアルすぎないところと、たっぷりサイズで肩からかけるのに十分な長さの持ち手、巾着タイプでバッグの中身が見えないところもバッチリ合格点、しかも¥1,500!と激安だったので即買いしちゃいました♪


ちなみにこれがアンティークの方。
どこへ持ち歩いても「かわいい!」と褒められる人気者です。

昔、代官山で友だちとの待ち合わせで駅前でこれを持ってぼーっと待っていた時、某ファッション誌のファッションスナップで、恥ずかしいから嫌ですと言ったのに「すぐ終わるし、撮る枚数が大量だから載るかどうかわかんないですから!!」と言われて半ば無理矢理撮影されたら、まんまと載ってしまい、しかも「アンティークのかごバッグが…」なんてコメントまでちゃっかり載せられたことがあったっけ…

昨日、会社が終わると、皆が
「行きますか(^w^)」

土曜出勤の日はわりとこういう流れ。

しかし昨日は私には大切なイベントが。
皆でよく行く両国の『おきな』は、牛タン料理ほか、何を頼んでもハズレなし(ってまだ全部制覇したわけじゃないけど)のお店。
オススメは、煮牛タンとごっつぁん揚げとエリンギのバター炒め、白海老の唐揚げなどなど。

いやしかし!

「すみません、今日はちょっと…」

「彼氏が早く帰ってくるんですか??」

「いや、彼が帰ってくるのは9時頃なんですけど、実は今日は私の誕生日で、お祝いしてくれるので…」

「えええーっじゃあ是非お祝いさせてくださいよ!
1時間だけでいいですから」

という皆さんのお言葉に、彼には内緒で行くことに。

ちょっとだけとか言いつつ、頼んだメニューは一通り全てつついてから家路へ(笑)。

ギリギリ9時前に着くと彼から電話。

「今終わったとこ。
これから帰るから。
飯、何?」

「今帰ったとこだから今から作るけど、焼肉とサラダだからすぐできるよ。」

「じゃあ俺もちょっとだけ買ってくから」

と言って持って帰ってくれたのが↑お寿司とケーキとシードル…明らかに多すぎ!(笑)

でもせっかく買ってきてくれたのにまさか「ちょっと飲んできちゃった♪」とは口が裂けても言えず。
20:57に仕事終えて、ダッシュで近所のコージーコーナーに駆け込んで買ってきてくれたんですから。


仕事が忙しくて、丸1日の休みは5月2日以来もらえていない彼。

「ごめんね、何にも用意できなかったんだ。
でも俺が一緒に過ごしてやるんだからさ、いいだろ?(^∀^)」(←出た、俺様キャラ)

以前に「俺んち、誕生日祝う週間なかったから」と言っていたので、これだけで私は十分感激してたんですが、食事を食べ終わった頃(←相当苦しかった。涙)、彼が、愛用のヘアケア製品とかしまっているバスケットをごそごそ。

「ふふ、金も時間もないからプレゼントは用意できなかったけど」

と、お手製らしきカードを手渡してくれました。



ハートやクローバーのシールに、花柄の和紙を貼り付けたカード。


中には、

「誕生日おめでとうございます。
気がつけばサユリも45歳かと思うと時間の早さに驚きます。ついこの間まで30代だったのがウソのようです…(笑)」

の文章で始まるお手紙。

笑いを随所に織り混ぜた彼らしい手紙に、思わずポロポロ涙が。

「しかもね、ハートのシール数えてみて」

まさかと思って数えてみると…裏と表、全部合わせて34枚!

「ロウソクは差せないからさ(笑)」

さらに涙。

「ありがとう、リュウちゃん…」

と。
ニヤッと笑って舌を出し、またバスケットをごそごそ探る彼。

「と思いきや〜」

「えっ!まだ何かあるの?!」

「あったり前でしょ〜誕生日なんだから♪」

赤い紙袋を差し出す彼。

「ええっ」

紙袋を覗くと、リボンがかけられた、なんとも可愛いケースが。
ドキドキしながらほどく。



なんて可愛いケース!
シャンパンベージュのグログラン生地に、レースフェチな私にはたまらない、レース模様がゴールドプリントされているんです。
それだけでもうノックアウト!

一層高鳴る胸を抑えつつ、そぅっと開けると…


「ええええぇぇぇ〜っ
やーーーーーんステキぃぃぃ!」

もう大泣き。(笑)

ダイヤがあしらわれたピンクゴールドの馬蹄モチーフの間には、なんと誕生石のルビーの超ミニサイズの指輪が!!

しかも隣には、小粒のダイヤがちりばめられた、同じく馬蹄モチーフのピアス!!!

「悪いけど、石は全部ホンモノだから(^w^)
誕生石を身につけてると、幸せになるんだよ♪
しかもそれ、もともとそういうデザインじゃないんだ。
指輪のチャームは、俺が頼んでつけてもらったの。
サユリってあんまりこういうの持ってないだろ?
でもこれならピンクゴールドで何でも合わせやすいし、キチンとしたカッコの時は、指輪を外せばいいから
俺が言うのもなんだけど、結構いいものだよ、コレ(笑)」

「うわぁ…素敵…
私ね、アンティークとか大好きなんだけど、もういい大人だし、キチンとしたジュエリーとかも持ってなきゃいけないんだろうなあと思ってたの。
これ、ほんと私好みで素敵!!」

「当たり前だろ、俺がいいと思って選んだんだから♪
火曜のゴミの日に捨てないでね(笑)」


今日から半年くらい、9歳差が10歳差になる私たち。
年下だけど、やんちゃ坊主かと思えば、仕事や人生に対する考え方は大人な彼。

最高の人に出会った、最高の誕生日でした。

彼が手紙に書いてくれたように、

「幸せな時には二人で喜び、辛い時にはその苦しみを二人で半分に分け合っていける、そんな二人になれたらいいな」

心からそう思います。


そして、結局昨日食べきれなかったケーキは、私のブランチとなったのでした。

チャンチャン♪

先月は、師匠であるF氏ご夫妻にお誘いいただき、「黒酢ラーメンの会」に参加させていただきました♪

前々から美味しいと聞いていたので食べてみたくてタマランかったんですが、ようやくご対面!となったわけです。

いやあもう、感動のひと言!
と言いつつ語りますが、シャッキシャキのキュウリやネギがてんこもりに積まれた下にツルッツルの細麺が、程よい酸味で旨味溢れる黒酢ダレに浸かっておりまして、コレが、もともと細麺好きな私にはたまらない食感の麺なんです。

一見すごい量に見えますが、美味しすぎてペロリでございます。

さらに、黒酢炒飯に餃子、皿海老ワンタンの美味しいこと!!
モッチモチの皮にくるまれた絶妙な塩加減のプリプリ海老に悶絶。

炒飯やこれらのメニューもいただきながら、冷やし黒酢ラーメンも一人前しっかり平らげ、〆はやっぱり、杏仁豆腐で決まり!



冷やし黒酢ラーメンをしっかり一人前平らげつつ、これらのメニューもいただき、もう感無量ッス!

F氏ならびにIさま、本当にいつもお世話になりっぱなしで恐縮ですが、ありがとうございます!!

昨日は私が会社の飲み会で彼がひとりご飯、今日は彼が会社の飲み会で私がひとりご飯。

昨日作っておいたカレイの煮付けと、今朝のなめことオクラのお味噌汁の残りと、納豆とご飯で済ませました。

あと、デザートにプラム。
旬の食べ物は安くて美味しくて栄養価も高い。
素晴らしいなあ。


前振りとは全く関係ありませんが、そしてえらく遡りますが、5/30は「福みみ会」でした。

「福みみ会」とは、私が昔勤めていた会社で渋谷と原宿を拠点に仕事をしていた時代に後輩で特に可愛がっていた3人のキュートガールズと、道玄坂から文化村方面に抜ける通り沿いの地下にある『ビストロ福みみ』で飲み会をする時の呼び名です。
彼女たちと知り合って、もう8年。
私が辞めたのを機に1年経たないうちにみんなその会社は辞めてしまったけれど、その後も誕生日会やら何やらで集まってはこの『福みみ』や東急ハンズ方面にある、プードルだらけのアメリカンダイナー『DEMODE QUEEN』で飲み会をしているのです。

この日は約1年ぶりの「福みみ会」だったわけですが、スタッフがガラッと入れ替わっていて、私たちがここへ通い始めた頃にぺーぺーだった、色白でひょろっとしたちょっと気弱そうな男性が店長になっていて、なんだか感慨深かったなあ。

ここは串焼きビストロの名の通り焼き鳥類が美味しいのはもちろん、私たちが毎回頼む「エビマヨ」その他のメニューも、お酒も、美味しいうえにやっすいんです!
もう何回か行ったか数えきれないけれど、お酒を一人3杯前後、デザートまでしっかり食べて、一人¥3,000を超えた記憶がありません。
スタッフも感じがいいし、最後にサービスしてくれるお味噌汁も美味しいのでオススメです。
残念ながら、私の携帯、W54Sのカメラの性能が悪すぎて、薄暗い店内で何も写らなかったため写真は一枚もありませんが。

webでもらって携帯でクーポン提示すればお徳です。

ただ、残念なのは、人気がありすぎて混み出すとすぐ時間が制限されてしまうこと。

近々、銀座店がオープンするという話だったので、もう今頃はオープンしてるんじゃないでしょうか。

お酒は、私たち4人も定番にしている「究極の梅」がオススメです!
色々飲んでも
「やっぱりコレだね〜」
と最終的に落ち着いてしまう、他にはない味。

さて、画像は、今回は5月生まれのMちゃんと6月生まれのRちゃんのお誕生日と私が東京に戻ってきたことを祝うパーティを12月生まれのAちゃんが企画してくれたんですが、Mちゃんがフライングして、7月生まれの私の誕生日プレゼントにくれた扇子です♪♪♪
見た瞬間、私だと思ってくれたんだそう。
お気に入りの扇子はひとつ持ってるんですが、ちょうど会社に置いておく用のも欲しいなと思っていたところなのでグッドタイミング♪

あと、Aちゃんは手土産に
「美味しくて地元で人気なんですよ〜」と
『小ざさ』という和菓子屋さんの最中を、Rちゃんはガレット・デ・ロワに入れるラッキーチャームであるフェーブをプレゼントしてくれました。
最中は皮がしっかり厚くて香ばしく、餡はしっとりみずみずしくて美味しかった!
特に白餡は、これまでは特に好きとも思ってなかったんですが、今まで味わったことのない美味しさで、イメージ変わったかも。
小豆の粒餡が好きな私だけど、これならわざわざ白餡を選んじゃうかも?!