at that moment

物心ついた頃から、アンティークが好きでした。
どうしてかというと、両親がアンティーク好きで、そういう家具とかインテリアグッズ、雑貨に囲まれて育ったからとしか説明がつかないのだけれど。
落ち着くんですよね。

このドレッサーにしているのもアンティーク。
木目や色、形。
ヨーロッパのちょっと安いホテルのサイドテーブルにありそうな雰囲気も、全部気に入りました。

ここに、メイクボックスとアンティークの学童椅子をセットしてドレッサーにしています。

壁に貼ったポスターは、ロベール・ドアノーのもの。
実は、10年くらい前に付き合っていた彼氏が、デート中、とあるビルの壁に貼られていた写真展のこのポスターを見た私が
「あ、私この人の写真好きなんだ。ほしいなあ、このポスター」
と言ったのを聞いて、そこを通りすぎたあと、ダッシュでかっぱらってくれたもの(笑)。
いやほんと、ビルの方には申し訳なかったのだけれど、こうして今も大切にしているので、許していただきたいところ。

ちなみに、以前のブラウスの記事で壁に並べているポストカードもすべてこのロベール・ドアノーのもの。
これらは、今年の2月に京都伊勢丹の美術館「えき」で開催された写真展でちゃんと購入したものですよ(笑)。
彼の存在を知ったきっかけは、中学生の時に雑貨店で買った、『パリ市庁舎前のキス』のポストカード。
なんて素敵な写真だ、と見蕩れてしまい、即購入、もちろんそのポストカードは今も大切に持っています。
大好きなんですが、あまりにもベタすぎて、大きなポスターは買えません（苦笑）


それと、このドレッサーに乗せているティッシュケースがまたお気に入り。


雑貨好きにはたまらない天国のようなお店、広尾や渋谷パルコにあるGENERAL STOREオリジナルのティッシュケースです。

クリアPVCに黒文字プリントのはここに、敬愛するF氏ご夫妻にいただいた、アイボリーに赤文字のはダイニングテーブルに。
クリアのは減り具合も一目でわかるうえ、減っていく様もちょっとしたアートみたいでかっこいい。
これがまた、ドレッサーの‘安いホテルのサイドテーブルの雰囲気’をアップさせてくれてる気がするんですよね〜。


さて、こんな感じなので、アクセサリー類も概ねアンティークや、アンティークな雰囲気のものが好き。


右半分は全て彼のもの。

ネックレスはもともとここにかけきれない程持っていたんですが、結局頻繁に使うのは一部だったので、あとはフリーマーケットで処分しました。
指輪やブローチ、ブレスレットなんかもホントに長く使いたいものだけ残してフリーマーケットへ。
それでもデイリーに使うのはこの中のさらに一部だけど。

ピンクのガラスのと、その右側のキャンディみたいなミルキーホワイトのは、イギリスのアンティーク。
ピンクの方は特に古いもの。

あとはアトリエKAORUのものやミハエル・ネグリン、アンティークキーとアンティークボタンを使って自分で作ったものや、後輩が手作りしてくれたものなど。


右側の3本のリング以外は全てアンティーク。

奥はブレスレット。
箱入りクッキーみたいなブローチに、1950年代の猫ブローチ、傘にバッグがセットになっているのはイギリスのブローチで、ゴブラン生地を張ってあるかなり古いもので、珍しくて、とっても貴重なのだそう。

アクアマリンのリングは大学時代に母からもらったもの。
サイズがゆるくなってしまったので、最近つけてないけれど。

右手前のアトリエKAORUのリングはもう10年くらい、ほぼ毎日つけているので、つけずに外出すると心細くなってしまうほどのお気に入り。
昔勤めていた会社の上司の友人だったデザイナーのKAORUさんとは顔見知りですが、とっても素敵な方。
私の故郷でもある京都から発信し続ける素晴らしい作り手さんのものだからか、その感性には抗い難い魅力を感じてしまう。

私は残念ながら手があまり華奢じゃないので、こういう大振りのリングが多いです。

ゴロンと大きなルチルクオーツのものはINTERSTAPLE、切手をモチーフにしたリングは、ACRUというカメラグッズ／アクセサリーのデザイナーとして活躍する友人がデザインしたVELTREISE(ヴェルトライゼ)のもの。

指輪もブローチもたくさんあるけれど、普段つけるのはこのあたりから1〜2個くらいなので、他のは全てドレッサーの引き出しの中にしまっています。
たまには活躍させてあげないとなぁ…

この前ひいた風邪がなかなか治らず、咳が長引いて、昨年風邪をひいた後そのまま気管支炎になったことを思い出して再び病院に行ったら、

「喘息の気があるかもしれないね」

なんて言われてしまった…ショック!

確かに子どもの頃から皮膚と気管支は弱かったけれど、大きな怪我や病気もせず、入院もしたことなく、健康優良児(?)としてやってきたのに〜。
この歳になってどうして?!と思ったけれど、知人が、30歳を過ぎて突然喘息になる人もいるよ、と以前に言っていたことを思い出す。

どうか、風邪が長引いてるだけでありますように。

それにしても今回は色々とお薬を処方されたのだけど、驚いたのが、経費吸収型の気管支拡張剤というもの。
なんと、シールを身体に貼るだけなんですよ。ほえ〜
ホントにこんなんで気管支を拡張できるのか?!
謎。

どこを指差しているのか?
私が好きじゃないシャカパンで眠る彼。


天気予報で下り坂なのはわかっていたけれど、朝から本降りだとは思わなかった。

この雨の中、朝から徒歩で物件まわりをさせられることになったと、朝10時すぎに彼から電話。
車2台に対して3人営業マンがいるのだが、彼は他の2人に譲ったらしい。


布団を干したかったのに、うちの会社は隔週土曜が出勤で、真夏のように晴れた昨日はまんまと仕事だった。

彼は寝汗がすごいので、朝起きるとたいてい枕がぐっしょり濡れてしまっている。
しかもなぜか、器用にも左側の首回りだけ、生地の色が変わるほど汗をかくのだ。
彼は幼少期の体験が元で、よく悪夢をみてうなされる。

幼い頃から空手や合気道、剣道、陸上、最近ではキックボクシングで鍛えているマッチョな彼は、私が6、7年愛用しているWEDGWOODのワイルドストロベリーのタオルケットが大好きで、今やすっかり独り占めしてしまっている。
イチゴ柄の表が起毛、裏がパイルになっているのだが、その起毛部分の手触りが最高に好きなんだそうだ。
それにしても、そんなマッチョな彼が、ラヴリーなイチゴ柄のタオルケットにくるまれて眠る姿は、なんとも言い難いほど可愛い。

余談ですが、このタオルケットは素材やデザインが年々変わるので、もうこのタイプは現在は販売していない様子。
今のは裏がガーゼになっているみたいだけど、表の絵柄は私が持っているタイプのが可愛いんじゃないかな?と個人的に思っている。


因みに羽毛布団もお揃い。
んーーー可愛いなあ。

昔、こんなタイトルの歌があった。


家には、大きくて折り畳み式でキャスター付きの、お気に入りのアイロン台がある。
東京に引越してきて、仕事の合間にネットで探して1ヶ月くらいあれこれ悩んで買ったもので、今のところとても満足している。
京都に住んでいた時も似たようなのを使っていたけれど、もう長いこと使っていたので、東京に引越したら新しいのを買おうとリサイクルショップに売ってきたのだった。

しかしつい一週間前に、これも長年使っていたアイロンが壊れてしまい、今日はいつもより早く仕事を終えて、秋葉原のヨドバシカメラで新しいのを買った。
これがなきゃ彼のYシャツにアイロンがけできないもの。


帰りの電車の駅のホームで、彼から着信があったことに気づいた。
簡易留守電に伝言が入っている。
私はいつも入れないけれど、彼は二回に一回くらい伝言を残す。
大抵は、
「どうも〜ウルトラマンセブンでーす、デュワッ」
なんて馬鹿げた内容だ。
でも今日はちょっと違った。

「あ、もしもしウィンダム(ウルトラマンセブンに出てくるカプセル怪獣?とかいうやつらしい)でーす。
昨日は色々言っちゃってごめんね。
今日はDVD観れるように早く帰りますので」

昨日、私たちは、付き合って初めてケンカらしいケンカをしたのだった。

夜更かし屋の私は夕飯の支度を、家に帰ってのんびりダラダラとする。
それで夜遅くなって、平日休みと土日休みで、外でデートする時間のない私たちの数少ない楽しみであるDVD鑑賞の時間が削られるのが彼にとって不満なのだ。
私のマイペースぶりにイライラするのだろう。


彼に美味しいものを食べさせてあげたいとか、自分が美味しいものを食べたいとかももちろんあるのだけれど、私にとって、料理というのは、それ自体が目的であり手段なのだ。
私が仕事でストレスを溜めずに済んでいるのは、この‘料理をする’という行為が私にとってヒーリングだからである。

でも今日は、昨日作った鯖と大根の味噌煮やチキンカツや酢の物、今朝作ったお味噌汁も残っている。

帰ってすぐお風呂に入って、二人でゆっくり夜を過ごそう。

とうとう梅雨入り。
しかしその途端に雨が降らなくなるのはなぜだろう、といつも思う。

本格的に夏になる一歩手前の、お昼は半袖、夜は七分袖でちょうどよく、ちょっと肌寒いくらいの季節が気持ちいい。


七分袖と言っても薄手のシフォン素材で、胸元や背中が大胆に開いたブラウスは、春先からこの時期によく着る。
男受けは良くないだろうと思い込んでいたけれど、これを着ると、彼がいつも

「それ、可愛いね」

と言ってくれる。
緑って特に好きな色ではないけれど、ドット柄を織り込んだシフォンの素材感や、着物スリーブみたいな袖、胸下の切り替え部分にビーズやスパンコール、ミラーが縫い付けられ、その下にたっぷりギャザーで広がるシルエットもお気に入り。


せっかく雨降りじゃない土日休みなのに、風邪で丸々寝込んでるなんてもったいなくて悔しい。
でも彼にも

「もったいないからって遊んで長引かせたら意味ないだろ」

と、ごもっともな台詞でたしなめられ、大人しく寝ている。
今日も外回りやお昼休みのタイミングで、心配して電話をくれた。

身体はしんどいけれど、その分いつもに増して優しい彼の気遣いが嬉しくて、熱がもたらす浮遊感の中で、しあわせな気持ちになる。

私が残業で遅くなったので、珍しく先に家に着いて、私を待ちきれず納豆ご飯をたべていた彼。

テーブルの向かい側の私の席に、ビニール袋に入った、小さくてまあるいものが。


「あっ」


思わずニッコリ。
こういうところが、前職保育士だった彼らしくて、くすくすと笑ってしまう。

納豆ご飯をかきこみながら、上目づかいで私を見つめる、いたずらっ子の瞳が愛しい。

今朝、卵焼きを作ろうと玉子を割ったら、ふたご!!

黒っぽいのはもみ海苔。
おかかやおじゃこ、卵焼きにはいつも何かしら入れます。


ふたごの玉子って、数年に一度お目にかかれるかどうか。

なんかいいことあるかな♪

今日の夕飯はタラのしそ巻きフライでした♪

タラの切り身を適当な大きさに切り、かるーく塩をして、大葉でクルッと巻いたら小麦粉→玉子→パン粉で、中温から高温でカラッと揚げるだけ。

私は子どもの頃からお肉やフライ、天ぷらが苦手でソース類も好きでなく(お好み焼きなんかもだし醤油をかけて食べていた!)、大人になってから美味しいと思うようになったのだけど、それでも今も「大好き!」ってわけじゃなく、たまーに無性に食べたくなる程度。
彼と暮らしているのでそういうメニューも意識的に増やしてはいるのだけれど。

塩味のきいたタラのしそ巻きフライなら、ソースなしで美味しく食べられるから好きだなぁ。

大根の鶏そぼろ煮。
鰹と昆布でとったダシに鶏のダシが加わって、旨味マックスなスープにたっぷりおろし生姜をきかせて。 ゴマ和えの中でも特に好きなのがこれです。

なんて、今どき珍しくもないけれど、うちの彼もご多分に洩れずそんな一人。

ただし仕事の時だけ。
メガネはすこーし度が入っているだけ、らしい。

彼のお気に入りはKEITH VALLERというブランドのもので、見ての通りの超うす・かるタイプ。

しかしそれだけに壊れやすく、数ヵ月に一回買い換えるのだそう。
現に、私と付き合い始めて2ヵ月ちょいなのに、既に一度壊して買い換えている…
前回は内側がライムグリーンのやつでした。
ただ、もう製造していないのか、在庫がないらしく、いつも取り寄せてもらっているうえ、メガネを数ヶ月に1回は買い替えるお客なんて珍しいからか、電話すると
「その声は○○さんですね？」
と言い当てられるんだとか（笑）

ちなみにブログのことは彼に内緒なため、これは彼が寝ている隙にコッソリ撮影。


たまに不思議に思うのが、帰ってきてワイシャツ脱いでTシャツ姿になったところに、私の部屋に置きアクセしているネックレスをつけたりすること。
もうどこにも出かけないのにナゼ?(?_?)

全然休みがとれなくて着けて出かける機会が少ないからせめて家の中だけでも着けてあげようってことなのかしら…