|
NTTドコモ、iPad対応を断念。ドコモvsソフトバンクの裏側
|
【ITニュース】 2010/05/11(火) 11:26
|
先月の28日にNTTドコモが米アップル社のタブレット端末「iPad」向けにミニSIMカードを販売する方針を明らかにしたと報じましたが、昨日ソフトバンクモバイルが独占的に販売することが確認できたため、カードの提供を断念すると発表しました。
どうやらぎりぎりまでNTTドコモは「iPadがSIMロックフリーでない」ことを知らなかったようです。
これらの裏には様々な要因があるようで、現在の人気ブログ記事「しゃおの雑記帳はてな支店」ブログで「なぜソフトバンクはiPadにSIMロックをかけたのか」というタイトルでで書かれている内容が参考になります。
記事によると、(記事を一部まとめたものになります)
1.アップル社の製品は特別扱いせよ
アップルの商品は陳列のルールが決まっており、「他社の携帯電話と並べて陳列してはいけない」「他社の携帯電話コーナーと一定以上の距離を離す」と決まりがあります。
2.一カ国一キャリア制
iPhoneの契約条件はかなり厳しいものですが、それを上回るほどの魅力があります。 特にアップルは当初「1ヶ国1キャリア制」をひいていたこともありますので、契約の増加は言うまでもありません。
3.ソフトバンクの強み、アップルの弱み
当初iPhoneはアップルが主導となり販売しておりましたが、思うようには売れませんでした。そこでソフトバンクは「うちで販売戦略をやらせてほしい」とアップルに声をかけ、販売や価格に影響力を強く持つようになったのです。 その結果、爆発的に普及しアップルもソフトバンクのブランディング戦略を認めざるを得ませんでした。この件でソフトバンクはアップルにとってなくてはならない存在となったのです。
などなど非常に面白い内容の記事となっております。 iPhoneがここまで普及したのはソフトバンクが販売したからこそだと感じていますし、今後発売されるiPadにも非常に期待が持てます。 常に先をみたビジネスを展開し続けるソフトバンクだからこそアップルも契約をしたのではないでしょうか。
■引用元:しゃおの雑記帳はてな支店 なぜソフトバンクはiPadにSIMロックをかけたのか(情報提供:iStation)
【関連記事・情報】 ・あの名作の新作が登場!RPGとポーカーを融合させた新感覚ゲーム「Sword & Poker 2」(2010/05/10) ・本日よりiPad予約注文可能!AppleStoreで予約すると28日までに届く?(2010/05/10) ・写真をフォルダ管理できるアルバムアプリ!なんとFFFTP接続も可!「Photo−Sort」(2010/05/07) ・たった一人のウィザードがモンスターの軍団に挑む、新感覚ディフェンスゲーム「R.O.S.M」(2010/05/07) ・iPadが高級ノートPCに!?Bluetoothキーボード付iPadケース「ClamCase」(2010/05/06) |
|