6日早朝、東京・台東区の霊園にある鳩山総理大臣の祖父の鳩山一郎元総理大臣の墓に黄色いペンキがかけられているのが見つかり、警視庁は器物損壊の疑いで捜査しています。
6日午前6時前、東京・台東区の都立谷中霊園にある鳩山総理大臣の祖父の鳩山一郎元総理大臣の墓に黄色いペンキがかけられているのを、散歩をしていた男性が見つけ、警察に通報しました。警視庁によりますと、ペンキはスプレーで吹きつけられたとみられ、鳩山一郎氏の夫妻の墓石の正面一面に黄色いペンキがかかっていたということです。霊園のこの区画には、鳩山総理大臣の父親や鳩山家代々の墓などあわせて4つの墓がありますが、ペンキがかけられたのは鳩山一郎氏夫妻の墓だけだということです。午前中、鳩山総理大臣も現場を訪れ、ペンキがかけられた墓の状況を確認していました。霊園では、5日午後11時半すぎに警察官がパトロールした際には異常はなかったということで、警視庁は、器物損壊の疑いで深夜から早朝にかけて周辺で不審な人物が目撃されていないか捜査しています。