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「捕鯨の町」太地町住民、毛髪水銀が全国平均の4倍(2/2ページ)

2010年5月10日1時42分

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 鯨の水銀汚染については、地表から流れ出た水銀がプランクトンから魚、鯨へと食物連鎖で濃縮され、連鎖の上位にある大型の魚や鯨に多く含まれるようになっていると指摘されている。同町では、沿岸で国際捕鯨委員会(IWC)の管轄外のゴンドウクジラを決められた漁期と枠内で捕獲している。

 調査結果に対し、三軒一高町長は「古式捕鯨発祥の地として400年もの間、鯨類を含む海産物を食べ続けてきたが、風土病的症例もない。今後引き続き調査をお願いして、その点を確認したい」と文書で発表した。(長崎緑子)

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