“モリンガ”を子どもたちが植樹 
“モリンガ”を子どもたちが植樹  04/26 16:12

葉や根などに含まれる栄養分が豊富で、成長も早いことから、世界の貧困地域の食料になるとして注目されている「モリンガ」という植物があります。

福岡県内で植林活動に取り組んでいるNPO法人が、この「モリンガ」の木を植えるイベントを、糸島市で開きました。

糸島市志摩野北で開かれた「モリンガ」の植樹イベントには、地元の幼稚園や小学校の子どもたちなどおよそ400人が参加しました。

「モリンガ」は、熱帯から亜熱帯にかけて自生する植物です。

種をまいてから1年で高さ5メートルに達するなど、成長が早いうえ、葉や茎、根を食べられるほか、実から油を取ることもできます。

このうち葉には、オレンジの7倍のビタミンCや、牛乳の4倍のカルシウムが含まれるなど、栄養価が非常に高く、世界の貧困地域の食料としても注目されています。

イベント主催したNPO法人は「モリンガ」の植樹を、環境問題や食料問題を考えるきっかけにして欲しいと話しています。