“モリンガ”を子どもたちが植樹
“モリンガ”を子どもたちが植樹 04/26 11:57

栄養価が高く、成長も早いことから、貧困地域の食料として注目されている「モリンガ」という木を植えるイベントが、きょう、福岡県糸島市で開かれました。

きょう午前、糸島市志摩野北で開かれた「モリンガ」の植樹イベントには、地元の幼稚園や小学校の子どもたちなどおよそ400人が参加しました。

「モリンガ」は、熱帯から亜熱帯に自生していて、種をまいて1年で5メートルに達するなど成長が早く、葉や茎、根が食用に利用されるほか実から油をとることもできます。

このうち葉には、ビタミンCがオレンジの7倍、カルシウムが牛乳の4倍含まれるなど、栄養価が非常に高く、貧困地域の食料対策としても注目されています。

イベントの主催者は「モリンガ」の植樹を通して、環境問題や食料問題を考えるきっかけにして欲しいと話しています。