清張記念館嘱託職員が着服
清張記念館嘱託職員が着服 04/23 19:26

北九州市の松本清張記念館の嘱託職員が、現金400万円あまりを着服していたことが明らかになりました。

着服したのは、北九州市の松本清張記念館で経理事務などを担当していた、元嘱託職員の女性です。

北九州市によりますと、この元嘱託職員は、2005年からのおよそ5年間に、記念館の“友の会”の会費や、清張の生誕100周年を記念して開かれた舞台の売上げなどから、あわせて400万円あまりを着服しました。

市の調査に対し、「生活が苦しく、いけないことをやってしまった」と話しているということです。

北九州市は、本人が着服した現金を全額返済したことや、反省していることなどを理由に刑事告訴はしないとしています。

元嘱託職員は、着服が発覚した後の今年3月に契約を解除されています。